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世界遺産検定2級合格の練習問題&解説【日本の世界文化遺産|練習問題集3】

こちらでは、NPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」の合格60点に向けて、「日本の世界自然遺産①~④」の練習問題集になります。日本の世界自然遺産の振り返りにご活用頂ければ幸いです。(※練習問題は過去問題を参考に作成しています。)

基礎知識」に関してはこちらご覧ください。 

 

世界遺産検定2級合格ー日本の世界文化遺産:練習問題集3(10問)

⑴ 『法隆寺地域の仏教建造物群』に関し、法隆寺の建造物群とともに登録されているものとして、正しいものはどれか。

 

法起寺の法堂
法起寺の三重塔
飛鳥寺の法堂
飛鳥寺の三重塔

【難易度:高】 

 

 

⑵ 『姫路城』に関する以下の文中の語句で、正しくないものはどれか。

『姫路城』は関ヶ原の戦いののちに城主となった(①池田輝政)が大改修を実施して天守群を築いた。主要建造物は(②江戸幕府開府に際して廃城令)や第二次世界大戦の戦火も免れ、江戸時代初期の姿を今に留めている。長い歴史の中で幾度となく補修工事が繰り返されており、(③昭和の大修理)では天守閣の解体修理が行われた。こうした(④修復を行いながら「真正性」を保つ)という保存の取り組み方も高く評されている。

 

池田輝政
江戸幕府開府に際しての廃城令
昭和の大修理
修理を行いながら「真正性」を保つ

【難易度:高】 

 

 

⑶ 『古都京都の文化財』の構成資産に含まれる構成資産に関し、「わび」「さび」の美意識が見られる室町時代創建の建造物の組み合わせとして、正しいものはどれか。

 

清水寺 - 二条城
清水寺 - 慈照寺
天龍寺 - 二条城
天龍寺 - 慈照寺

【難易度:中】 

 

 

⑷ 『白川郷・五箇山の合掌造り集落』に関し、合掌造り家屋の「屋根の葺き替え」の説明として、正しいものはどれか。

 

合掌造り家屋の屋根は傷みやすいため、毎年葺き替えが行われている
集落では、「連」と呼ばれる相互扶助組織により、屋根の葺き替えが行われる
葺き替えにも最も格調が高いヒノキの樹皮を用い、その工法は「檜皮(ひわだ)葺き」と呼ばれる
かつて白川郷では村民100~200人が総出となり、1日で作業を終わらせた

【難易度:中】 

 

 

⑸ 『厳島神社』の説明として、正しくないものはどれか。

 

大鳥居は4本の控え柱で支える両部鳥居である
弥山を擁する島全体が、古来から神の宿る島として信仰を集めてきた
平安時代の貴族の住宅建築様式である書院造りが取り入れられている
平清盛毛利元就などの武将が篤く信仰してきた

【難易度:中】 

 

 

⑹ 『広島平和記念碑(原爆ドーム)』に関し、原爆ドームの前身である「広島県物産陳列館」を設計した建築家( A )と、原爆ドームが発信する「ヒロシマの願い」のひとつ( B )の組み合わせとして、正しいものはどれか。

 

A.ヴァルター・グロピウス ― B.核兵器絶滅
A.ヴァルター・グロピウス ― B.核抑止力の抑制
A.ヤン・レンツ ― B.核兵器絶滅
A.ヤン・レンツ ― B.核抑止力の抑制

【難易度:低】 

 

 

⑺ 『古都奈良の文化財』の説明として、正しいものはどれか。

 

源氏や平家などの武家文化と密接に結ぶつく寺社が数多く残る
構成資産である8資産全体で奈良時代の歴史と文化を物語っている
平城京への遷都から1,200年の節目である1992年に世界遺産が登録された
春日山の山頂には春日大社が築かれ、古くから山道などが整備されてきた

【難易度:高】 

 

 

⑻ 『日光の社寺』に関し、「東照宮」( A )と「二荒山神社」( B )の本社の建築様式の組み合わせとして、正しいものはどれか。

 

A.春日造り - B.八棟造り
A.春日造り - B.流造り
A.権現造り - B.八棟造り
A.権現造り - B.流造り

【難易度:中】 

 

 

⑼ 『琉球王国のグスク及び関連遺産群』に関する次の文中の語句で、正しくないものはどれか。

琉球王国のグスク及び関連遺産群』は、日本や(①唐)、東南アジアなどとの中継貿易で栄えた琉球の国際色豊かな文化を伝える遺産群であり、(②9つ)の構成資産からなる。琉球は(③ニライカナイ)信仰を基盤としており、グスクには宗教的な聖地とされる(④拝所)を備えたものも見られる。

 


9つ
ニライカナイ
拝所

【難易度:高】 

 

 

⑽ 『紀伊山地の霊場と参詣道』の説明として、正しいものはどれか。

 

高野山は唐から来日した鑑真が開いた
日本で初めて文化的景観の概念が認められた
奈良県和歌山県大阪府にまたがる遺産である
明治政府による神仏分離令により、山内の建造物は2社1寺に分けられた

【難易度:中】 

 

 

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終わり

世界遺産は、過去から現在へと引き継がれてきたかけがいのない人類共通の財産です。そんな世界遺産を未来へ引き継ぐために、世界遺産を学び理解を深めたいものです。近年、世界遺産を巡る旅が注目される中、世界遺産の知識があれば旅の楽しみも倍増です。

2020年にNPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」を受験し一発合格しました。次は1級受験を目指し、その対策をブログで紹介して行きます。初めに2級試験対策の振り返りながら、1級試験対策を掲載予定です。

市販の過去問題やテキストなどを参考に練習問題を作成していますので、高得点や合格確実を目指している方は、他のサイトなども合わせて参考にされることをお勧めします。また、世界遺産にご興味を持って頂けるような記事も書いて行きますので、ご関心がありましたら、ご一緒に取り組んで頂けると嬉しいです。

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。

 

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世界遺産検定2級の出題割合(問題数60問、試験時間60分間)

・基礎知識:20% ・日本の世界遺産(23件):25% ・世界の文化遺産:35% ・世界の自然遺産 ・時事ネタ:10% (※世界の文化・自然遺産の出題範囲は300件が対象です)

初めに基礎知識日本の世界遺産23件を着実に習得して、時事ネタ(試験6ゕ月前からの新聞・ニュースなど参照)も合わせながら、全体の55%を獲得できる知識を身に着けることで、確実に合格圏内に近づきます。頑張れば1ゕ月程で試験対策ができます。