春と秋のお彼岸といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳434】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
日本特有の仏教行事です。
日本では、仏教が広まる前から、お彼岸(ひがん)に先祖や自然に感謝する習慣がありました。
お彼岸は、春と秋の年2回あります。
お彼岸の期間は、「春分(しゅんぶん)の日」と「秋分(しゅうぶん)の日」の前後3日を合わせた7日間です。
お彼岸の初日を「彼岸入り(ひがんいり)」、春分の日と秋分の日を「彼岸の中日(ちゅうにち)」、7日目の最終日を「彼岸明け(ひがんあけ)」と言います。
お彼岸といえば、お墓参りが一般的です。
家族でお墓参りをすることで、ご先祖様を近くに感じられる大切な日と考えられています。
お墓参りで必要なものといえば、お墓の掃除道具(タオルや軍手など)、線香やロウソク(火をつけるライターもお忘れなく)、お花、故人の好きだったお供え物と共に、感謝の気持ちを伝えます。
▶ お彼岸の代表的なお供え物といえば?
春のお彼岸には「ぼた餅」、秋のお彼岸には「おはぎ」をお供えするのが一般的と言われています。
どちらもお米を餡(あん)で包んだ和菓子です。
春には豊かな実りを願い、秋には収穫への感謝として、神様へお供えしていたものですが、それがお彼岸のお墓参りのお供え物になったようです。
ぼた餅は、春の花である「牡丹(ぼたん)」から、
おはぎは、秋の花である「萩(はぎ)」から呼ばれています。
粒餡(つぶあん)とこし餡の違いで呼び分ける地域もあるようです。
お供え物は、墓石の染みやカラスの被害があるため、墓参りが終わったら持ち帰りましょう。
▶ 国民の祝日である「春分の日」と「秋分の日」の定義といえば?
内閣府の国民の祝日に関する法律より、「春分の日」と「秋分の日」は以下の通りです。
・春分の日:自然をたたえ、生物をいつくしむ。
それぞれ定められています。
(引用:内閣府HP)
=== ここまで約300字です ===
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▶ 「お彼岸」と「お盆」の違いといえば?
お彼岸とお盆は、どちらも先祖を供養してお墓参りに行くイメージがあります。
しかし、お彼岸とお盆には大きな違いがあるのです。
お彼岸では、お墓に出向いてご先祖様を偲び(しのび)供養(くよう)をします。
お盆では、自宅へご先祖様をお招きして供養をし、再び送り出すという考えがあります。
つまり、お彼岸はご先祖様に会いにお墓へ出向き、お盆はご先祖様を迎えにお墓へ行くイメージです。
▶ 春のお彼岸と秋のお彼岸の期間といえば?
2022年(令和4年)の「春のお彼岸」は、3月18日㈮から3月24日㈭の7日間です。
・3月18日㈮ 彼岸入り
・3月21日㈪・祝日 中日(春分の日)
・3月24日㈭ 彼岸明け
2022年(令和4年)の「秋のお彼岸」は、9月20日㈫から9月26日㈪の7日間です。
・9月20日㈫ 彼岸入り
・9月23日㈮・祝日 中日(春分の日)
・9月26日㈪ 彼岸明け
▶ お盆の期間といえば?
2022年(令和4年)の「お盆」は、8月13日㈯から8月16日㈫の4日間です。
なお、地域によって「お盆」の期間は異なることもあります。
・8月13日㈯ 迎え火(盆の入り)
・8月14日㈰~15日㈪ 中日
・8月16日㈫ 送り火(盆明け)
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。