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世界遺産検定2級合格の練習問題&解説【日本の世界文化遺産|練習問題集4】

こちらでは、NPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」の合格60点に向けて、「日本の世界自然遺産①~④」の練習問題集になります。日本の世界自然遺産の振り返りにご活用頂ければ幸いです。(※練習問題は過去問題を参考に作成しています。)

基礎知識」に関してはこちらご覧ください。 

 

世界遺産検定2級合格ー日本の世界文化遺産:練習問題集4(10問)

⑴ 『石見銀山遺跡とその文化的景観』に関する次の文中の語句で、正しくないものはどれか。

石見銀山で用いられた(①灰吹法)は、博多の商人(②神屋寿禎)が朝鮮半島から呼び寄せた技術者によって伝えられた精錬技術である。これは、鉱石を一度(③水銀)に溶かし、銀を効率よく取り出すための技法だった。17世紀初頭には、日本は(④全世界の3分の1)に相当する量を産出しており、そのほとんどは石見銀山でまかなわれていたとされる。

 

灰吹法
神屋寿禎
水銀
全世界の3分の1

【難易度:高】 

 

 

⑵ 『平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-』に関し、12世紀中頃に藤原基衡が造営した寺院で、国内最大級の浄土庭園をもつものとして、正しいものはどれか。

 

中尊寺
平等院
毛越寺
無量光院

【難易度:高】 

 

 

⑶ 『富士山ー信仰の対象と芸術の源泉』に関し、ご神体である富士山そのものに登ることが祈りになると考える信仰形態「( A )」と、富士山に巡礼する江戸時代に広まった民間信仰「( B )」の組み合わせとして、正しいものはどれか。

 

A.遥拝 - B.富士講
A.遥拝 - B.富士話
A.登拝 - B.富士講
A.登拝 - B.富士話

【難易度:低】 

 

 

⑷ 『富岡製糸場と絹産業遺産群』の構成資産として、正しくないものはどれか。

 

田島弥平旧宅
御師住宅
高山社跡
荒船風穴

【難易度:中】 

 

 

⑸ 『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』の説明として、正しいものはどれか。

 

イギリスとほぼ同時期に、世界に先駆けて産業革命を起こしたことを示す遺産である
近代日本の重工業と軽工業の発展を示す遺産である
日本がわずか50年余りで近代化を成し遂げたことを示す遺産である
構成資産には現在稼働中の施設や設備は含まれていない

【難易度:高】 

 

 

ル・コルビュジエが設計した「国立西洋美術館」は、建築の一階部分を柱で構成して上階を支えることで、空中に浮いたように軽やかな造形になっている。その開放的な空間設計を指す、フランス語で「柱」を意味する呼び名として、正しいものはどれか。

 

ピラー
エンタシス
ピロティ
シェル

【難易度:高】 

 

 

⑺ 『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』に含まれる「沖ノ島」で主に行われていた祭祀として、正しいものはどれか。

 

収穫を感謝するための祭祀
安産や病気平癒を祈るための祭祀
外敵襲来を食い止めるための祭祀
航海の安全を祈るための祭祀

【難易度:中】 

 

 

⑻ 『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構成資産が築かれた4つの時代のうち、「4.変容、終わり」の時期の価値をしめす構成資産として、正しいものはどれか。

 

大浦天主堂
黒島の集落
天草の佐津集落
原城

【難易度:中】 

 

 

⑼ 『百舌鳥・古市古墳群』に含まれる構成資産として、正しいものはどれか。

 

飛鳥板蓋宮跡
新原・奴山古墳群
石舞台古墳
大仙古墳(仁徳天皇陵古墳)

【難易度:低】 

 

 

⑽ 『広島平和記念碑(原爆ドーム)』に関し、設立当初の「広島県物産陳列館」を設計した建築家( A )と、部分的に用いられた建築様式( B )の組み合わせとして、正しいものはどれか。

 

A.ヤン・レンツ - B.チュリゲラ様式
A.ヤン・レンツ - B.ゼツェッション様式
A.ブルーノ・タウト - B.チュリゲラ様式
A.ブルーノ・タウト - B.ゼツェッション様式

【難易度:高】 

 

 

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終わり

世界遺産は、過去から現在へと引き継がれてきたかけがいのない人類共通の財産です。そんな世界遺産を未来へ引き継ぐために、世界遺産を学び理解を深めたいものです。近年、世界遺産を巡る旅が注目される中、世界遺産の知識があれば旅の楽しみも倍増です。

2020年にNPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」を受験し一発合格しました。次は1級受験を目指し、その対策をブログで紹介して行きます。初めに2級試験対策の振り返りながら、1級試験対策を掲載予定です。

市販の過去問題やテキストなどを参考に練習問題を作成していますので、高得点や合格確実を目指している方は、他のサイトなども合わせて参考にされることをお勧めします。また、世界遺産にご興味を持って頂けるような記事も書いて行きますので、ご関心がありましたら、ご一緒に取り組んで頂けると嬉しいです。

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。

 

▶ 学習に便利な書籍紹介  

世界遺産検定公式過去問題集1・2級<2021年度版>

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世界遺産検定2級の出題割合(問題数60問、試験時間60分間)

・基礎知識:20% ・日本の世界遺産(23件):25% ・世界の文化遺産:35% ・世界の自然遺産 ・時事ネタ:10% (※世界の文化・自然遺産の出題範囲は300件が対象です)

初めに基礎知識日本の世界遺産23件を着実に習得して、時事ネタ(試験6ゕ月前からの新聞・ニュースなど参照)も合わせながら、全体の55%を獲得できる知識を身に着けることで、確実に合格圏内に近づきます。頑張れば1ゕ月程で試験対策ができます。