海上の速度1ノットを時速に変換すると!【1分間スピーチ|雑学ネタ帳76】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
速度1ノット(knot)は時速1.852kmです。
ノット(knot)は速さの単位です。
1ノットは1時間に1海里(1.852km)進む速度で、時速1.852km(≒1.85km)になります。
ノットの速度のイメージは、
- 10ノット ≒ 18.5km/h
- 20ノット ≒ 37.0km/h
- 30ノット ≒ 55.6km/h
- 40ノット ≒ 74.1km/h
- 50ノット ≒ 92.6km/h
自動車の時速40kmは、約21.6ノットになります。
ちなみに、フェリー"さんふらわあ"(茨城県大洗港⇔北海道苫小牧港)の速度は22~24ノットです。
ノットの起源は、ひもやロープの「結び目(knot)」に由来します。
16世紀頃、船の速力を測るため、ひもやロープに複数の結び目を作り、先端にブイなどをつけて海に流し、海へ出された結び目の数を測っていたことに由来しています。
測定は「ハンドログ」という器具を用いて、砂時計の砂が全部落ちるまでの28秒に、ロープの結び目(knot)をいくつ繰り出したかで速度を測っていました。
ハンドログと砂時計
ハンドログの使い方
(出典元:日本財団図書館より)
結び目と結び目との間は14.4mです。
1ノットは28秒間に結び目1つ分進む速さで、時速に換算すると1.852kmとなります。
=== ここまで約350字です ===
関連記事の紹介(1海里は1.852km)
船の速力を2倍にすると燃料消費量は8倍!
船の速力は一般にエンジンの馬力の3乗に比例する。
つまり10ノットで走っていた船を20ノットで走らせるためには8倍の馬力が必要ということになる。
馬力が8倍ということは燃料消費量もほぼ8倍。
つまり船を高速で走らせるには、燃料コストの極端な増大を覚悟しなければならないわけである。しかし逆にいうとこれは、航海速力を必要最小限にまで落とせば燃料コストの大幅な削減が可能であることをも意味する。
オイルショック当時、盛んに行われた減速航海はこうした理由によるもので、速力25ノットのコンテナ船を20ノットで運航すれば、1日あたりの燃料消費量は約2分の1に減る計算になる。(出典元:一般社団法人日本船主協会より)
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。