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世界遺産検定2級合格の練習問題&解説【日本の世界文化遺産|練習問題集1】

こちらでは、NPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」の合格60点に向けて、「日本の世界自然遺産①~④」の練習問題集になります。日本の世界自然遺産の振り返りにご活用頂ければ幸いです。(※練習問題は過去問題を参考に作成しています。)

基礎知識」に関してはこちらご覧ください。 

 

世界遺産検定2級合格ー日本の世界文化遺産:練習問題集1(10問)

⑴ 法隆寺地域の仏教建造物群』に含まれる「法隆寺」の説明として、正しいものはどれか。

 

東院の「夢殿」は、現存する世界最古の木造建築として知られる
金堂などの「エンタシス」の柱は、飛鳥時代の日本にヘレニズム文化が伝わっていたことを示すとも考えられる
西院伽藍は、四天王寺の伽藍配置を模したことから「四天王寺式伽藍配置」と呼ばれる
法隆寺の起源は、蘇我馬子によって建てられた飛鳥寺である

【難易度:高】 

 

 

⑵ 『姫路城』に関連する歴史上の出来事を起こった順番に並べたものとして、正しいものはどれか。

A.池田輝政が城主となる

B.一国一城令により取り壊しを免れた

C.羽柴秀吉が3層の天守閣を建設した

 

A⇒B⇒C
A⇒C⇒B
C⇒A⇒B
C⇒B⇒A

【難易度:中】 

 

 

⑶ 「京都」に関し、次の3つの説明から推測される『古都京都の文化財』に含まれる寺院として、正しいものはどれか。

- 1052年、藤原頼道によって仏堂に改められた

阿弥陀堂が現存する

- 公家文化の香り漂う、平安時代の遺産である

 

平等院
清水寺
鹿苑寺
慈照寺

【難易度:中】 

 

 

⑷ 白川郷・五箇山の合掌造り集落』の説明として、正しいものはどれか。

 

山間地で宗教が根づかなかったこともあり、隣人同士の結束力が弱かった
現存する合掌造り家屋は主に戦後に建てられたもので、伝統的家屋の再建技術が高く評価されている
合掌造り家屋の部材の結合部は、強度を高めるため通常の日本家屋よりも大きな釘が用いられている
この地域では、農地の分散を裂けるため明治期まで大家族制が守られていた

【難易度:中】 

 

 

⑸ 厳島神社』に関する次の文中の語句で、正しくないものはどれか。

厳島神社』で海上に本殿や拝殿などの建物が立ち並ぶようになったのは、(①平安時代後期)と考えられている。建造物には(②寝殿造り)が取り入れられ、本社本殿などには(③両流造り)という建築様式が用いられている。海上の大鳥居は、4本の控え柱で支える(④神明鳥居)である。

 

平安時代後期
寝殿造
両流造り
神明鳥居

【難易度:中】 

 

 

⑹ 『広島平和記念碑(原爆ドーム)』の説明として、正しいものはどれか。

 

第二次世界大戦前は裁判所として使用されていた
レンガ造りの地下1階、地上3階建ての構造を持つ
戦後フランスの支援により、永久保存されることが決定した
建築家ヴァルター・グロピウスによって設計された

【難易度:中】 

 

 

⑺ 古都奈良の文化財』に関する次の文中の空欄( A )( B )に当てはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。

古都奈良の文化財』に含まれる( A  )は、東塔のみが創建時の建築である。この寺院は( B )が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願して藤原京に建立し、平城京遷都時に現在地に移築された。

 

A.唐招提寺 - B.醍醐天皇
A.唐招提寺 - B.天武天皇
A.薬師寺 - B.醍醐天皇
A.薬師寺 - B.天武天皇

【難易度:高】 

 

 

⑻ 日光の社寺』と深い関わりをもつ僧である天海の説明として、正しいものはどれか。

 

家康の霊廟である大猷院を建設した
東照宮の前身となる東照社を建設した
寛永の大造替を執り行った
明治政府による神仏分離令に基づき、山内の建築物を2社1寺に分けた

【難易度:高】 

 

 

⑼ 琉球王国のグスク及び関連遺産群』に含まれるグスクの説明として、正しくないものはどれか。

 

按司は神と崇められ、グスクは神々の国である「ニライカナイ」と同一視された
石積みに見られる加工技術からは、琉球独自の文化の特色が見られる
防衛の拠点であると同時に、地域住民の心の拠り所でもあった
宗教的な聖地である拝所を備えたものもある

【難易度:高】 

 

 

⑽ 紀伊山地の霊場と参詣道』の霊場のひとつである「吉野・大峯」にある、役行者が開山したと伝わる修験道の根本道場として、正しいものはどれか。

 

延暦寺
金剛峯寺
金峯山寺
青岸渡寺

【難易度:中】 

 

 

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終わり

世界遺産は、過去から現在へと引き継がれてきたかけがいのない人類共通の財産です。そんな世界遺産を未来へ引き継ぐために、世界遺産を学び理解を深めたいものです。近年、世界遺産を巡る旅が注目される中、世界遺産の知識があれば旅の楽しみも倍増です。

2020年にNPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」を受験し一発合格しました。次は1級受験を目指し、その対策をブログで紹介して行きます。初めに2級試験対策の振り返りながら、1級試験対策を掲載予定です。

市販の過去問題やテキストなどを参考に練習問題を作成していますので、高得点や合格確実を目指している方は、他のサイトなども合わせて参考にされることをお勧めします。また、世界遺産にご興味を持って頂けるような記事も書いて行きますので、ご関心がありましたら、ご一緒に取り組んで頂けると嬉しいです。

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。

 

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世界遺産検定2級の出題割合(問題数60問、試験時間60分間)

・基礎知識:20% ・日本の世界遺産(23件):25% ・世界の文化遺産:35% ・世界の自然遺産 ・時事ネタ:10% (※世界の文化・自然遺産の出題範囲は300件が対象です)

初めに基礎知識日本の世界遺産23件を着実に習得して、時事ネタ(試験6ゕ月前からの新聞・ニュースなど参照)も合わせながら、全体の55%を獲得できる知識を身に着けることで、確実に合格圏内に近づきます。頑張れば1ゕ月程で試験対策ができます。