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世界遺産検定2級合格の練習問題&解説【日本の世界自然遺産|練習問題集2】

こちらでは、NPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」の合格60点に向けて、「日本の世界自然遺産①~④」の練習問題集になります。日本の世界自然遺産の振り返りにご活用頂ければ幸いです。(※練習問題は過去問題を参考に作成しています。)

基礎知識」に関してはこちらご覧ください。 

 

世界遺産検定2級合格ー日本の世界自然遺産:練習問題集2(10問) 

⑴ 『知床』で行われた「しれとこ100平方メートル運動」の説明として、正しいものはどれか。

 

空港の建設に反対した市民活動がある
市民の寄付で土地を買い取った自然保護活動であ
環境保護と観光の両立を目指した観光推進運動である
山林を開拓し、そこに移住することを促進した土地開発生運動である

【難易度:低】 

 

 

⑵ 小笠原諸島』に関する次の文章中の空欄( A )、( B )に当てはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。

起源が同じ生物群が、異なる環境に応じて生理的または形態的に分化することを( A )という。とりわけ『小笠原諸島』においては、( B )と維管束植物が高い固有率を示している。

 

A.反応拡散 - B.哺乳類
A.反応拡散 - B.陸産貝類
A.適応拡散 - B.哺乳類
A.適応拡散 - B.陸産貝類

【難易度:低】 

 

 

⑶ 日本の自然遺産のうち、唯一『屋久島』のみに認められている登録基準として、正しいものはどれか。

 

登録基準(ⅵ)
登録基準(ⅶ)
登録基準(ⅷ)
登録基準(ⅸ)

【難易度:中】 

 

 

⑷ 白神山地』の説明として、正しいものはどれか。

 

8,000年前に起こった地殻変動により、海底から急激に隆起した
ブナ以外の植物は多くが伐採されたため、他の樹種はほとんどみられない
熱帯から寒帯まで植生が移り変わる植物の垂直分布が見られる
日本有数の多雪地帯でもあることなどが影響し、地滑りが起こりやすい

【難易度:高】 

 

 

⑸ 『知床』に関する次の文中の語句で、正しいものはどれか。            

知床は、(①1年のうち半年以上)海氷に覆われる「季節海氷域」に位置している。オホーツク海に面した(②羅臼側)では農業と観光が、根室海峡側が主要産業になっている。知床には絶滅危惧種の(③シマフクロウ)をはじめとする多種多様な動植物が生息している。こうした豊かな生態系を保護するために、イギリスの(④レッドウッド保護連盟)を手本とした自然保護活動などが行われている。

 

1年のうち半年以上
羅臼
シマフクロウ
レッドウッド保護連盟

【難易度:低】 

 

 

⑹ 小笠原諸島』において、高い固有率を示している植物として、正しいものはどれか。

 

維管束植物
コケ植物
腐生植物
地衣植物

【難易度:低】 

 

 

⑺ 屋久島』に関し、島の特徴的な地形を表す呼び名( A )と、日本の自然遺産の中で唯一認められた登録基準( B )に当てはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。

 

A.絶海のグランド・キャニオン - B.(ⅶ)
A.絶海のグランド・キャニオン - B.(ⅷ)
A.洋上のアルプス - B.(ⅶ)
A.洋上のアルプス - B.(ⅷ)

【難易度:中】 

 

 

⑻ 白神山地』の説明として、正しくないものはどれか。

 

何万年にもわたる隆起と崩落の繰り返しによって、独特の地形が形成された
青森県秋田県をまたぐ広大な山岳地帯のうち、原生林の中心地が登録されている
この地域は、約8,000年前まで一部が海域にあった
固有種のアオモリマンテマをはじめ、約500種の植物が存在する

【難易度:高】 

  

  

⑼ 『知床』に関する次の文中の語句で、正しいものはどれか。

北緯約44度に位置する知床は、地球上の最も(①高い)緯度で海水が結氷する「季節海氷域」にあたり、一帯の地域は(②1年中海氷に覆われている)。ロシアの(③バイカル湖)からオホーツク海に淡水が流入することで形成される(④塩分の薄い層)は、シベリアからの寒気によって結氷し、流氷として知床海岸に接岸する。

 

高い
1年中海氷に覆われている
バイカル湖
塩分の薄い層

【難易度:高】 

 

 

⑽ 小笠原諸島』に生息する「オガサワラオオコウモリ」の説明として、正しいものはどれか。

 

固有種の昆虫を捕食する外来種として問題視されている
江戸時代の入植者によって島内に持ち込まれた
小笠原諸島唯一の哺乳類の固有種である
適応放散の好例とされている

【難易度:低】 

 

 

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終わり

世界遺産は、過去から現在へと引き継がれてきたかけがいのない人類共通の財産です。そんな世界遺産を未来へ引き継ぐために、世界遺産を学び理解を深めたいものです。近年、世界遺産を巡る旅が注目される中、世界遺産の知識があれば旅の楽しみも倍増です。

2020年にNPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」を受験し一発合格しました。次は1級受験を目指し、その対策をブログで紹介して行きます。初めに2級試験対策の振り返りながら、1級試験対策を掲載予定です。

市販の過去問題やテキストなどを参考に練習問題を作成していますので、高得点や合格確実を目指している方は、他のサイトなども合わせて参考にされることをお勧めします。また、世界遺産にご興味を持って頂けるような記事も書いて行きますので、ご関心がありましたら、ご一緒に取り組んで頂けると嬉しいです。

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。

 

▶ 学習に便利な書籍紹介  

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世界遺産検定2級の出題割合(問題数60問、試験時間60分間)

・基礎知識:20% ・日本の世界遺産(23件):25% ・世界の文化遺産:35% ・世界の自然遺産 ・時事ネタ:10% (※世界の文化・自然遺産の出題範囲は300件が対象です)

初めに基礎知識日本の世界遺産23件を着実に習得して、時事ネタ(試験6ゕ月前からの新聞・ニュースなど参照)も合わせながら、全体の55%を獲得できる知識を身に着けることで、確実に合格圏内に近づきます。頑張れば1ゕ月程で試験対策ができます。