生産されたお米、新米と表示できる2つのルールといえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳174】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
米穀年度とJAS法の2つのルールがあります。
新米を表示することのできる期間は、2つのルールで決められています。
一つ目は、「米穀年度」によるルールです。
米穀年度の基準は、11月1日から翌年10月31日までの1年間です。
お米が同じ年に生産されても、11月1日のお米は新米で、10月31日のお米は古米になります。
お米が11月頃に生産されていた時代の食糧管理法の定めです。
近年、8月や9月に生産される早場米も多く、時流にそぐわないと言えます。
2つ目は、「JAS法」によるルールです。
お米が生産された年の12月31日までに、精米されて梱包されたお米は新米になります。
仮に202X年8月に生産されたお米が、同じ年の12月31日までに精米・梱包されて、翌年1月に店頭に並んだ際には、「202X年産の新米」になります。
新米を表示する2つのルールは、ややこしいですが、もし2月に新米表示のお米がありましたら、精米後の時間が長く、少々古いかも知れませんね。
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▶ 新米を美味しく炊くコツ
新米を炊飯する際に、水を少なくして焚きます。その理由は、新米は細胞組織が軟らかいため、加熱時間が短くてすむからといわれています。
新米も含めて美味しいご飯を炊くコツは、「米」「水」「熱」のバランスとタイミングにあります。
①計量:計量カップを使用して、きっちり計ります
②洗米:短時間で、リズミカルに、素早く洗います
洗米は表面のぬかを取り除くためです。洗米中にも米が水を吸うため、ゆっくり洗っているとごはんがぬか臭くなってしまいます。
③水加減:水加減は、きっちり行います
普通の精白米は、洗う前の米の容量の20%増し、新米の場合は10%増しの水加減を標準とします。
④浸水:吸水は最低でも30分以上が理想です。
米の中心部分まで吸水させると、芯のないふっくらとしたごはんに仕上がります。水の温度が冷たい冬場は1時間、夏場は30分が目安です。
⑤蒸らし:炊きあがったらふたは開けずに10~15分ほど蒸らします
米粒の水分の分布を均一化するため、蒸らしはとても大切です。
⑥ほぐし:ほぐして余分な水分を逃がします
ご飯粒をつぶさないように炊飯器の釜底から大きく掘り起こすように混ぜます。ご飯の水分のばらつきや余分な水蒸気が逃げて、美味しいご飯に仕上がります。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。