2016年スタートした義務教育学校といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳237】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う学校のことです。
2016年4月、小中学校9年間の義務教育を一貫して行う「義務教育学校(ぎむきょういくがっこう)」が新設されました。
小中一貫校は、小学校と中学校にそれぞれ校長や教職員組織がありましたが、義務教育学校では1人の校長と1つの組織で小中一貫教育が行われます。
義務教育学校の学年制は「6・3」だけではなく、「5・4」や「4・3・2」などの自由度があり、先を見据えたステップアップ学習が取り入れやすく、英語教育はその1つになります。
また、中学進学後の学習や生活環境の急な変化に対応できない「中1ギャップ」の解消も期待されています。
その反面、9年間ずっと同じ人間関係が固定化することや、大きな変化を乗り越える機会が減ることが懸念されます。
2020年度は全国で126校(うち国立は4校、私立は1校)の義務教育学校(児童生徒数は49,677人)が誕生しています。
学年の区切りでは「4・3・2」制が最も多く57%(2017年3月1日時点)を占めています。
(学年の区切りの「4・3・2」制の例では、ジュニア学年は4年間、ミドル学年は3年間、シニア学年は2年間の計9年間などがあります。)
少子化で学校の統廃合が進む中、新たな義務教育制度を注目したいものです。
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関連記事の紹介
▶ 義務教育学校(ぎむきょういくがっこう)
2016年4月、学校教育法の改正により、新設された学校教育制度です。
小学校の初等教育と中学校の中等教育の9年間の義務教育を一本化させた学校です。
学校教育制度の多様化を受け、9年間で学年の区切りやカリキュラムを弾力的に運用できます。
小学校、中学校の学年の区切りを「6・3」とする制度は、子供の心身の発達が早まり制度が合わないとの指摘や、中1ギャップの問題があるなど、連続性のある教育制度を通じて解決する狙いがあります。
義務教育学校の設置は、国公私立いずれも設置が可能です。
▶ 義務教育学校の施設形態
- 施設一体型:同一の校舎内で全ての学年が共用して一貫した教育を行う
- 施設隣接型:隣接する小学校と中学校で、学年の区切りに応じて施設を分け一貫した教育を行う
- 施設分離型:離れた場所にある小学校と中学校で一貫した教育を行う
最も多い施設形態は、施設一体型が86%(2017年度調査)を占める。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。