寄席の大喜利(おおぎり)の語源といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳236】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
歌舞伎の「大切り(おおぎり)」に由来すると言われています。
江戸時代の歌舞伎は2部構成が一般的でした。
1部の最終演目のことを「大詰め」と呼び、2部の最終演目を「大切り」といいます。
大切りの「大(おお)」は「最後の」と意味で、「切り」は「切れ目、ひとくぎり」を意味です。
「大切り」=「最後の切れ目の場面」となります。
江戸末期以降では、歌舞伎の最終演目の後に、前の演目とは無関係の演目が1つ付け加えられます。
1日の芝居を明るい場面で終える演目であるため、「大切り」の「切」の漢字は縁起が悪く、「客も喜び、演者も利を得る」ということから、「大喜利」と書かれるようになったようです。
寄席でもトリ(一番最後に出る芸人)が演じ終わった後に、数人で珍芸などを披露する演芸を、歌舞伎にちなんで「大喜利」と呼びます。
近年、大喜利といえば民放の「笑点」(1966年5月15日放送開始)をイメージしますね。
司会者の出題に対して、ひねりやとんちを効かせた答えはとても面白く楽しみです。
=== ここまで約360字です ===
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▶ 笑点のテーマソングの歌詞といえば?
♪ ゲラゲラ笑って見るテレビ
ドキドキしながら見るテレビ
メソメソ涙で見るテレビ
いろんなテレビがあるけれど
同じ見るなら笑わにゃ損損
笑う点ならそのものズバリ
それはご存じ それはご存じ
笑点だよ ♪
♪ ゴロゴロしながら見るテレビ
ハラハラしながら見るテレビ
イライラ怒って見るテレビ
いろんなテレビがあるけれど
同じ見るなら笑わにゃ損損
笑うポイントそのものズバリ
それは天下の それは天下の
笑点だよ ♪
♬作曲:中村八大
♫「笑点」のタイトルは、「金曜寄席」の番組リニューアルの際、当時流行っていたドラマ「氷点」のダジャレとして「笑点」と名付けられました。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。