七夕(たなばた)伝説といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳272】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
古代中国発祥の星伝説です。
古代中国の七夕伝説は、七夕(たなばた)のルーツの1つです。
一般的な伝説のストーリーは、以下の内容(あらすじ)となります。
▶ 七夕伝説のストーリー
天空の神様・天帝(てんてい)が星空を支配していたころ、織女(しょくじょ)という娘がいました。
織女は、天の川の西のほとりで、熱心に神様たちの着物の布を織る機織り(はたおり)をしていました。
天帝は、遊びもせず、恋人もいない織女を不憫(ふびん)に思い、織女に見合う婿を探すことにします。
すると、天の川の東のほとりで、牛の世話をする働き者の青年・牽牛(けんぎゅう)に出会います。
牽牛を織女に引き合わせ、やがて二人は結婚しました。
お互い働き者であった織女と牽牛は、結婚してから毎日遊んで暮らすようになります。
織女は機織りをしなくなったので、いつになっても新しい布が届きません。
牽牛は牛の世話をしなくなったので、牛はやせ細り、病気になってしまいました。
それを見かねた天帝は、天の川を隔てて東と西に引き離してしまいます。
二人が悲しみに暮れていたため、天帝はかわいそうに思います。
そこで、二人が毎日まじめに働くなら、1年に1度、7月7日の夜になると、天帝の命を受けたカササギの翼にのって、天の川を渡って会うことを許すと、二人は真面目に働くようになりました。
この物語が日本に伝来して、織女は織姫(おりひめ)に、牽牛は彦星(ひこぼし)になります。
天の川に輝く「夏の大三角形」は、七夕のルーツである七夕伝説を象徴しています。
夏の夜空に輝く「夏の大三角形」を見上げると、こと座のベガが織姫(織女星)、わし座のアルタイルが彦星(牽牛星)、はくちょう座のデネブが二人をとりもつカササギが見えます。
▶ 夏の大三角形
(引用:国立天文台HP)
織姫と彦星の間にある天の川には、小さく光り輝く無数の星が見えます。
旧暦の7月7日(現在の8月)に、一番輝きを見せることから、七夕伝説のストーリーが作られたと言われています。
織姫と彦星の間は、14.4光年ほど離れています。
これは、光のスピードで移動しても、約14年半かかってしまう距離です。
つまり、二人は超光速ワープで移動しなければ、1年に1度も会うことは難しいようです。
=== ここまで約310字です ===
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。