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獣肉の隠語・別名といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳273】

【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】  

5代将軍・徳川綱吉の「生類憐みの令」に由来します。 

明治時代になるまで、牛や豚などの肉はあまり食べられていなかったが、馬・猪・鶏・鹿などの獣肉はよく食べられていました。

 

江戸幕府5代将軍・徳川綱吉(つなよし)によって、「生類憐みの令(しょうるいあわれみのれい)」が定められ、獣肉を食べることが難しくなります。

 

そこで、獣肉を扱う料理屋などは、人の体を強くする薬であるとして、表向き「薬屋」を名乗り、獣肉を別の名前隠語)で呼ぶようになります。

▶ 獣肉の隠語

それぞれの獣肉の隠語の由来は諸説あるようです。

馬肉:桜(さくら)

鹿肉:紅葉(もみじ)

猪肉:牡丹(ぼたん)や山鯨(やまくじら)

鶏肉:柏(かしわ)

※「山鯨(やまくじら)」は獣肉の総称としても呼ばれていました。

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仏教伝来以降、獣肉食は生き物を殺すことを禁じる「殺生戒」から敬遠されるようになります。

 

獣肉を隠語で扱うことで、世間からの批判をかわし、嫌悪感を和らげたと考えられます。

 

明治の世になると、それまで牛肉は穢(けが)れとみなされ、薬用以外で口にすることはありませんでしたが、1872(明治5)年明治天皇が宮中で牛肉料理を召し上がったことがきっかけに、一気に牛鍋が「文明開化の味」として広がりました。

 

 === ここまで約360字です ===

 

関連記事の紹介

▶ 鹿肉の隠語・別名「紅葉(もみじ)」といえば?

一般的に花札(はなふだ)の絵柄に由来すると考えられています。

花札は、1年を12か月に分けて、各月ごとに花鳥風月をとり入れています。10月の絵柄は「紅葉に鹿」です。ここから鹿肉を用いた鍋料理は「紅葉鍋(もみじなべ)」と呼ばれています。

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花札の10月札・紅葉に鹿)
  

花札は、日本のかるたの一種で、「花かるた」とも呼ばれていました。

かるたの歴史は、安土・桃山時代に宣教師が鉄砲やキリスト教、カステラなどと共に伝えられたカードゲームと言われています。

かるた(歌留多・骨牌)の語源は、ポルトガル語でカードゲームを示す「carta」です。

花札は、安土・桃山時代の「天正かるた」に由来すると言われています。

 

▶ 「シカト」の語源といえば?

無視することの「シカト」の語源は、花札の10月札の絵柄を見ると、鹿がそっぽを向いて無視しているように見えることに由来しています。「シカト」は、無視することや仲間外れを意味します。また、鹿(しか)と10月の10(とう)の語呂合わせから「しかとう」となり、いつの間にか「う」が省略されて「シカト」になったと言われています。この「シカト」は、昭和30年代後半から若者の間で使われ始めたようです。

 
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まとめ

会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?

人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。

1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。