冬の流氷と網走流氷観光砕氷船「おーろら」の見どころチェック|2020年1月中旬~3月下旬|北海道網走(あばしり)市
2020年冬・オホーツク海に流氷が到来!
(撮影日:2020年2月27日)
オホーツク海の流氷と奥に見えるのが知床半島の山脈です。
あとカモメさんです。
網走流氷観光砕氷(さいひょう)船「おーろら」
(撮影日:2020年2月11日)
日本で唯一流氷がくるオホーツク海。
網走の「流氷観光砕氷(さいひょう)船 おーろら」は2隻あり、1月下旬から運航を開始しました。
ここでしか味わえない感動!
流氷は時期により、その姿を変えます。
自然が創り出す造形は感動的で、すべてが魅力的です。
網走の「流氷初日」(2月9日㊐)の様子です。
(撮影時期:2020年2月9日)
流氷がオホーツク海を埋め尽くし接岸しました!
見渡す限り流氷です。
網走の「流氷接岸初日」(2月11日㊋)の様子です。
(撮影時期:2020年2月11日)
気分はまさに南極観測隊!?
(撮影時期:2020年2月21日)
流氷と斜里岳(1,547m)です。
(撮影時期:2020年2月27日)
網走は北緯44度にあります。
オホーツク海沿岸が凍る南限です。
流氷は極寒のオホーツク海北部で誕生し、南下するにつれて大きく成長します。
網走の「流氷初日」のお知らせ(2月9日㊐)
網走で、2 月 9 日に流氷初日となりました。 平年より 19 日遅く、昨年より 27 日遅く、昭和 21(1946)年の統計 開始以来、2 番目に遅い流氷初日となりました。 観測した時刻は 7 時 00 分です。
網走の流氷初日順位表 統計期間:1946~2020 年
【早い方から】
第 1 位 2001.12.27 第 2 位 1952.12.27 第 3 位 1966.12.31 第 4 位 1966. 1. 3 第 5 位 1948. 1. 3
【遅い方から】
第 1 位 1993. 2.10 第 2 位 2020. 2. 9 第 3 位 1991. 2. 5 第 4 位 2009. 2. 3 第 5 位 1989. 2. 2
(出典元:気象庁 報道発表2020年2月9日)
網走の「流氷接岸初日」のお知らせ(2月11日㊋)
網走で、2 月 11 日に流氷接岸初日となりました。 平年より 9 日遅く、昨年より 13 日遅い流氷接岸初日です。 観測した時刻は 08 時 30 分です。
網走の流氷接岸初日順位表 統計期間:1959~2020 年
【早い方から】
第 1 位 2001. 1. 8 第 2 位 1966. 1. 9 第 3 位 1967. 1.10 第 4 位 1961. 1.12 第 5 位 1960. 1.12
【遅い方から】
第 1 位 2016. 2.22 第 2 位 1991. 2.21 第 3 位 2009. 2.19 第 4 位 2012. 2.17 第 5 位 2004. 2.17 (※1989 年は接岸なし)
(出典元:気象庁 報道発表2020年2月11日)
【用語説明】
○流氷初日:視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海面で初め て見られた日。
〇流氷接岸初日:流氷が接岸、または定着氷と接着して沿岸水路が無くなり 船舶が航行できなくなった最初の日。
○海明け:全氷量が 5 割以下になり、かつ沿岸水路ができて船舶の航 行が可能になった最初の日。
○流氷終日:視界内の海面で流氷が見られた最後の日 ○流 氷 期 間:流氷初日から流氷終日までの期間。
服装
1月下旬から3月下旬のオホーツク海はとても寒いです。風が吹くと体感気温はマイナスの寒さです。船外で流氷を観察する際には、暖かい服装選びが重要です。
使い捨てカイロ、ダウンジャケット、手袋や耳あて、ヒートテックなどでしっかり防寒をして、暖かい服装で観察されることをお勧めします。
料金・時刻表
【料金】・・・2020年1月中旬~4月上旬
- 大人:3,500円(中学生以上)
- 小学生:1,750円
- 幼児:無料
【時刻表】
■ 2月1日~2月29日:所要時間・約1時間
- 1便:9:30
- 2便:11:00
- 3便:12:30
- 4便:14:00
- 5便:15:30
■ 3月1日~3月31日:所要時間・約1時間
- 1便:9:30
- 2便:11:30
- 3便:13:30
- 4便:15:30
■ サンセットクルーズ:16:30 所要時間・約1時間
(2月7日㊎~3月8日㊐ ※㊎㊏㊐のみ運航、流氷が無い場合は運休)
■ 4月上旬:所要時間・約1時間
- 1便:11:30
- 2便:13:30
■ 定員(おーろら1・おーろら2):各400名
おーろら乗り場(道の駅「流氷街道網走」)
おーろら乗り場(発着ターミナル)は、道の駅「流氷街道網走」の1Fにあります。
【道の駅「流氷街道網走」】
【おーろら乗り場】(1F)
【看板】
【マップ】
アクセス(網走市内)
JRの利用(JR石北本線)
札幌駅~網走駅:所要時間・約5時間20分(特急利用)
網走駅~「おーろら乗り場」:所要時間・10分間(バス利用)
バスの利用(都市間バス「ドリーミントオホーツク号」)
札幌~網走:所要時間・約6時間
網走駅~「おーろら乗り場」:所要時間・10分間(バス利用)
女満別(めまんべつ)空港の利用
女満別空港~網走市内:所要時間・約30分(車)
網走駅~「おーろら乗り場」:所要時間・10分間(バス利用)
まとめ
日本で流氷が見られるのは北海道のオホーツク海だけです。
網走では「網走流氷観光砕氷船おーろら」が、紋別では「流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ」がそれぞれ運航しています。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。
運が良ければ、あざらしが海面から顔を出したり、流氷の上で横たわっていますよ。
天然記念物のオオワシも見られますよ。
気になる「おーろら」の運行状況は、下記をご参考下さい。
お手軽な日帰りバスツアーもお勧めです。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。