《政治》吉田茂首相「バカヤロー」発言といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳430】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
質疑応答中の小声の失言を偶然マイクが拾ったものです。
1953(昭和28)年2月28日の衆議院予算委員会で、吉田茂首相が質疑応答中に着席のまま、小声で「バカヤロー」と呟いた失言を、偶然マイクに入ったものです。
直ぐに「バカヤロー」発言を撤回したものの、この発言を受けて3月6日に懲罰委員会が開催され、さらに3月14日に内閣不信任決議案が衆議院で可決されて衆議院を解散しました。
この解散を「バカヤロー解散」と呼ばれています。
衆議院の解散には、当時の状況を反映したネーミングが付けられたものもあります。
例えば、1986(昭和61)年の「死んだふり解散」(中曽根首相)、2005(平成17)年の「郵政解散」(小泉首相)などがあります。
ちなみに、吉田首相のバカヤローの発言は、発言を取り消したため、議事録ではバカヤロー発言は削除されており、現在の議事録で全てを確認する事はできないようです。
▶ 「死んだふり解散」といえば?
1986(昭和61)年、「解散は難しい」という発言を繰り返していた中曽根康弘首相が、解散に踏み切ったことから、「死んだふり解散」と呼ばれました。
この解散で衆参同日選挙となり、自民党が大勝しました。
政治の世界では「解散の時期は嘘をついてもよい」と言われるようになりました。
▶ 「郵政解散」といえば?
2005(平成17)年、小泉純一郎首相が郵政民営化の関連法案が参議院で否決され、解散に踏み切ったことから、「郵政解散」と呼ばれました。
小泉氏は郵政法案に反対した議員を公認せず「刺客候補」を擁立。
各地で「造反」対「刺客」の対決が繰り広げられました。
結果、自公両党が圧勝しました。
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▶ 戦後、任期満了で行われた衆議院選挙といえば?
衆議院議員の任期は4年ですが、首相は任期途中で衆議院を解散し、衆議院議員全員を辞めさせることができます。
解散すると、衆議院議員を選び直すための総選挙が40日以内に行われます。
戦後、任期満了によって行われた衆議院選挙はたった1回で、三木武夫首相の1976(昭和51)年12月の総選挙だけです。
そのほかは衆議院の解散に伴って行われました。
▶ 戦後、首相任命から最短の衆議院解散といえば?(選択してください。)
森 喜朗残念! 第3位です〇 首相任命後の58日で解散。〇 任命日:2000年4月5日、開催日:6月2日。鳩山 一郎残念! 第2位です〇 首相任命後の45日で解散。〇 任命日:1954年12月10日、開催日:1955年1月24日。岸田 文雄🎉おめでとう! 第1位です◎ 首相任命後の10日で解散。戦後最短です。◎ 任命日:2021年10月4日、開催日:10月14日。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。