俳句・季語の「春一番」の語源といえば、本当は怖い?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳176】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
江戸時代の終わりの漁船転覆事故と言われています。
春一番(はるいちばん)は、春先に南から吹く、その年最初の強い風のことです。
(※北日本(北海道・東北)と沖縄を除きます。)
春の訪れを知らせる風ということで、春を待ち望んでいた人には、喜ばしい風なのかも知れません。
一方、この風は、江戸時代の終わりの安政6(1859)年2月13日(1859年3月17日)に、長崎県壱岐郡郷ノ浦町の漁師が出漁中に、強風によって漁船7艘が転覆して、53人が死亡するという悲惨な事故を引き起こしました。
これによって、春一番という名前が広く知られるようになり、また、急発達する低気圧を知らせる表現として言い伝えられるようになりました。
気象庁が関東地方の春一番の観測を始めた1951年以降、最も早く観測されたのは2021年の2月4日、最も遅く観測されたのは1972年の3月20日です。
春一番は、立春(2/4頃)から春分(3/20頃)までの期間としているため、発生しない年もあるようです。
あと、春一番が吹いた後に同様に吹く風は、春二番(はるにばん)、春三番(はるさんばん)と呼ばれ、こちらも春の季語となっています。
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春一番の定義は、地域によって異なります。
立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことを指して、平均風速7~8m/sが目安です。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。