日本に生息する野生のネコといえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳197】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
絶滅の恐れがある2種類のネコです。
日本には2種類の野生のネコが生息しています。
1匹目は長崎県の対馬だけに生息している「ツシマヤマネコ」、2匹目は沖縄県の西表島に生息している「イリオモテヤマネコ」です。
それぞれ環境省の絶滅の危険性が極めて高いレッドリストに指定されています。
3月18日、国の天然記念物でもある「ツシマヤマネコ」の人工授精による繁殖に、国内で初めて成功しました。
体重約120グラムの赤ちゃんが、よこはま動物園ズーラシア(横浜市)で誕生しました。
ツシマヤマネコは、1960年代には島内に約300匹いましたが、土地開発や交通事故などで約100匹に減少しました。
現在、動物園など国内の9施設で分散飼育や繁殖に取り組んでいます。
今回の赤ちゃん誕生で、飼育数は27匹になりました。
成体は普通の飼い猫と同じぐらいの大きさで、耳の後ろの白い斑紋と太くて長い尻尾が特徴です。
お時間のあるときに、近くの施設でお会いしたいですね。
▶ 人工授精で生まれたツシマヤマネコの赤ちゃん
(引用先:http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/details/yamaneko1.php)
よこはま動物園ズーラシアでは、環境省の保護増殖事業に基づき、2006年からツシマヤマネコの自然繁殖や飼育に取り組んでいます。2019度からは最新技術を活用した人工授精を始め、今回3度目の挑戦で成功しました。腹くう鏡を使って精子を直接卵管内に注入する方法で、この技術を有しているのは国内ではよこはま動物園ズーラシアだけと言われています。
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関連記事の紹介
▶ ツシマヤマネコの繁殖事業
ツシマヤマネコを飼育下で繁殖させ、将来、対馬に野生復帰させることを目的として、1999年12月福岡市動物園で繁殖事業を開始し、2000年4月に初めて繁殖に成功して以来、その数は順調に増加しています。 現在は福岡市動物園の他、井の頭自然文化園(東京都)、よこはま動物園ズーラシア(横浜市)、富山市ファミリーパーク(富山市)でもヤマネコを飼育しています。
更に、ツシマヤマネコ飼育展示施設と個体情報にご関心ある方は、以下の記事を参照下さい。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。