5月29日の「こんにゃくの日」といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳199】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
全国こんにゃく協同組合連合会が平成元年(1989年)に定めました。
こんにゃくの種芋(たねいも)の植えつけが5月に行われることと、「こん(5)にゃ(2)く(9)」の語呂合わせで、5月29日は「こんにゃくの日」と呼ばれています。
農林水産統計(令和元年度)によると、こんにゃくの原料となる「こんにゃく芋」の全国の栽培面積は3,700haに対し群馬県は3.280ha(89%)、生産量(収穫量)の55,900tに対し52,100t(93.2%)で、群馬県が断トツの1位です。
2位は栃木県でそれぞれが2.4%と2.7%となっています。
一方、こんにゃくの消費量は、群馬県ではなく山形県がトップです。
山形のこんにゃくの歴史は古く、玉こんにゃくの食文化が平安時代からあると伝えられています。
こんにゃくは、低カロリーでカルシウムや食物繊維が豊富なヘルシー食材で、コレステロールの低下や大腸疾患(しっかん:病気のこと)のリスク軽減に役立つといわれています。
冬の「おでん」の食材のイメージが強いですが、毎日の食卓に取り入れたいものです。
群馬県のこんにゃく芋は全国の約9割を占める代表的な農作物で、群馬県の中山間地域の基幹作物として重要な役割を担っています。
こんにゃく芋はじゃがいものように種イモから育てます。こんにゃくの材料となるまで2~3年かかります。過湿や乾燥に弱く、葉に傷が付いただけでも病気になってしまうほどデリケートです。強風や直射日光の当たらない、水はけのよい山の斜面などで栽培されています。最近では栽培技術が進み、平坦な場所でも栽培できるようです。
=== ここまで約370字です ===
関連記事の紹介
▶ こんにゃくの歴史
安永5(1776)年、水戸藩の農民・中島 藤右衛門(なかじま とうえもん)(1745-1825)が腐りやすいこんにゃくの生芋を、輪切りにして乾燥し、水車粉状にして、長期保存製法を考案しました
これが切っ掛けとなり庶民に広まりました。それ以前は上流階級だけが口にする高級食材だったようです。
こんにゃく芋は、そのままでは毒性があり食べることができませんでした。食べるためには茹でて皮をむいてすりおろし、灰を溶かした強力なアルカリ性の水溶液で中和しなくてはなりません。下ろした生芋をさわっただけでも手がかぶれるほどです。こんやくの製法は古代中国の四川省で確立され、仏教の伝来とともに日本に伝わったと言われています。製法の難しさから、食膳に上る食べ物としては高級品であったようです。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。