10月13日の「さつまいもの日」といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳373】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
「栗よりうまい十三里」に由来します。
1987(昭和62)年、埼玉県の「川越いも友の会」は、10月13日を「さつまいもの日」の記念日に制定しました。
江戸時代、今の埼玉県川越(かわごえ)市あたりはサツマイモの産地で、江戸から十三里(約51km)離れていたので、川越から来るサツマイモを、「十三里」と呼ばれていました。
焼いたサツマイモは、栗の味に似ていることより、江戸では「栗よりうまい十三里」とPRして売っていたようです。
10月13日の由来は、「10月」はサツマイモの収穫時期で、「13日」は「栗よりうまい十三里」の語呂合わせです。
「栗」を「九里(くり=9)」、「より」を「四里(より=4)」と呼び、「9」と「4」をたすと「13」で、「十三里」となります。
つまり「栗(九里・9)より(四里・4)うまい十三里(9+4=13)」の語呂合わせなのです。
「栗」を「九里」と読む語呂合わせは、江戸時代の京都に焼き芋屋さんが登場したとき、その看板には「八里半(はちりはん)」と書かれていました。
焼いたさつまいもは、栗の味に似ているが、「栗(九里)には及ばず」という洒落で、控え目に「八里半」と名付けたようです。
しかし、江戸では「八里半」ではなく、「十三里」や「栗よりうまい十三里」の宣伝文句が受けたようです。収穫の秋は、焼き芋はとても美味しく、「十三里」よりもっと美味しいという意味で、「十三里半」と呼ばれるような。。。
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関連記事の紹介
▶ サツマイモはどこから来たの?
サツマイモの原産地は、熱帯アメリカやメキシコを中心とした中米です。
紀元前800~1,000年頃、中央アンデス地方で栽培されていたと考えられています。
ヨーロッパへは、コロンブスが15世紀の終わりにアメリカから持ちかえったのが始まりです。
その後、植民地のアフリカ、インド、東南アジアに持ちこまれ、世界中に広がりました。
日本にサツマイモが伝来した時期は1600年頃、中国から琉球(りゅうきゅう:現在の沖縄県)、そして薩摩(さつま:現在の鹿児島県)に持ち込まれ、サツマイモと呼ばれるようになりました。
また、中国からの伝来なので、唐芋(からいも)とも呼ばれています。
農林水産省の農作物を分類する際には、中国での名前の「甘藷(かんしょ)」で呼ばれています。
(引用:農林水産省HP)
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。