牛乳でお腹ゴロゴロといえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳278】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
牛乳に含まれる乳糖が原因です。
一般に冷たい飲み物を、一気に飲むと腸を刺激してお腹がゆるくなると言われます。
牛乳も冷たい状態では、お腹がゴロゴロする人も少なくありません。
牛乳に含まれる「乳糖」は、お腹の中の酵素「ラクターゼ」で分解されて、体に吸収されます。
このラクターゼの量が少ないと、お腹の中で乳糖が分解・吸収されにくくなり、お腹がゴロゴロしたりします。
子供の頃は、冷たい牛乳も平気だったけど、大人になるとラクターゼ分泌が減少することが多いようです。
子供の頃から乳製品を続けてきた人は、ゴロゴロなりにくいと言われていますが、牛乳を温めてゆっくり飲むとよいようです。
また、チーズやヨーグルトは、製造過程で乳糖を分解するため、ゴロゴロしにくいようです。
牛乳に含まれる乳糖を、お腹の中で分解・吸収させる酵素「ラクターゼ」は、乳児の間は十分に備わっていますが、牛乳などの乳製品をとらないでいると、減少して働きが鈍ってしまいます。
日本人は、年を取るに従って乳製品をとらなくなる傾向があるので、乳糖の消化も衰えてお腹がゴロゴロしやすくなります。そこで、牛乳を温めて少しずつゆっくり飲むことをお勧めします。
日本人の約10%の人が、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢げりをしたりするようです。
歴史的に乳製品を摂ってこなかった日本人は、離乳期以降になるとラクターゼを分泌しにくくなります。
「健康食品」の牛乳は、「嗜好品」に入る人も多いようで、たんぱく質やカルシウムが豊富に摂れる牛乳のイメージは、嗜好品の人にとっては、脂肪も多く、動脈硬化を促進させてしまうデメリットもあるようです。
欧米人の80%以上は、お腹の中にラクターゼを持っているというデータがあり、乳製品をしっかり活用できています。人種の差による体内の酵素や腸内細菌の違いです。
=== ここまで約300字です ===
関連記事の紹介
▶ 牛乳アレルギー
牛乳アレルギーは食物アレルギーの1つです。
原因となる食物を摂取した後にアレルギー反応が起こり、腹痛・下痢・じんましん・呼吸困難・アナフィラキシー反応などが起こる深刻な病態です。
原因物質は、牛乳などの食品に含まれる、カゼインやβラクトグロブリンなどのタンパク質で、乳幼児に多く、3歳以降に自然治癒することが多いとされています。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。