大豆が「畑の肉」と呼ばれる理由といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳389】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
明治時代のウィーン万国博覧会に由来します。
1873(明治6)年、日本が初めて本格的に参加したウィーン万国博覧会が開催されました。
万博では、日本から出品された大豆の高い栄養価が話題となります。
これが切っ掛けとなり、大豆が「畑の肉」と呼ばれるようになりましたが、その理由には諸説あります。
ウィーン大学の植物学者ハーベルラント氏の研究内容から、「畑の肉」と評価された説。
フランスでは大豆を「真珠のような豆」と称賛した説。
ドイツでは大豆の栄養成分を分析し、新聞に「大豆の栄養価は、牛肉や豚肉に匹敵する『畑の肉』」と報道した説があります。
さて、「畑の肉」の大豆には、私たちが健康を維持するために必要な5大栄養素が、全て含まれています。
さらに、第6の栄養素と呼ばれる食物繊維も豊富に含まれています。
アメリカでは、大豆を「大地の黄金」とも表現されるように、実はスゴいのです。
5大栄養素とは、筋肉や血液を作る「たんぱく質」、エネルギーの元となる「炭水化物」「脂質」、体の働きを正常に保つ「ビタミン」「ミネラル」の5つです。
大豆には、この5大栄養素が全て揃っているのです。
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▶ ウィーン万国博覧会
1873(明治6)年5月1日から11月2日までの約半年間、ウィーン市内を流れるドナウ川の川岸にあるプラーター公園で開催されました。
日本からの展示品は、陶器・七宝・漆器・織物などの伝統的工芸品や農産物(大豆など)、大きな展示品では金の鯱(しゃちほこ)など、さらには、屋外には神社を配置した日本庭園を造成しています。
ウィーン万国博覧会の会期中の総入場者数は、約722万5千人を記録。当時は日本ブームでもあり、日本の展示品は好評を博したと伝えられています。日本が展示に要した費用は、当時の金額で2,340万円です。
1867(慶応3)年のパリ万国博覧会にさまざまなものを出品していますが、日本として初めて公式参加した万国博覧会は、ウィーンが初めてとなります。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。