牛のゲップに含まれるガスといえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳407】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
二酸化炭素に次ぐ温室効果ガスのメタンです。
牛は、胃が4つに分かれている反芻(はんすう)動物です。
反芻とは、エサの草やワラを食べて一度胃に入れたものを、何度も口の中に戻して咀嚼(そしゃく)しながら、植物を時間かけて消化していきます。
口に近い第1胃には、植物性繊維を発酵分解するたくさんの微生物(メタン細菌など)がいます。
発酵の際には水素が発生します。
メタン細菌は水素をメタンに変換し、ゲップとして排出されます。
このメタンは、二酸化炭素と比べて25倍の温室効果があると言われています。
地球上には約15億頭の牛がいて、排出されるメタンの量は年間20億トン(二酸化炭素換算)です。
温室効果ガスの4%を占めているようです。
そこで、メタンの排出が少ない「脱炭素牛」の研究が進められています。
胃のメタン発生メカニズムの解析、メタン発生を下げるエサの開発などです。
=== ここまで約330字です ===
関連記事の紹介
▶ 牛のエサに海藻を加えると最大90%も減る
これまでの研究では、牛のエサに「カゲキノリ(Asparagopsis taxiformis)」という海藻の一種を、牛のエサに少量混ぜることで、胃の中で発生するメタンをおよそ9割抑えられたようです。
更に、嬉しいのが牛肉や牛乳の味に変化が見られなかったのです。
これから、海藻を大規模に養殖する方法、放牧牛にはどうやってエサを与えればよいか? などの問題を解決していく必要があります。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。