菱餅(ひしもち)の赤・白・緑の三色の意味は?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳108】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
三色で春の情景を表現しています!
菱餅はその名の通りの「ひし形」のお餅です。
菱餅の三色は春の自然・情景を表しています。
下から緑・白・赤の順で重ねるのは、雪に覆われた大地から新芽(蓬・よもぎ)が芽吹き、桃の花が咲いていることを表現して、春らしさをイメージします。
雛あられの三色も同様の意味と言われています。
三色の意味合いは、
赤(桃色):魔よけの色でクチナシの実を入れます。
白:子孫繁栄、長寿、純白を願う色で菱の実を入れます。
緑:健やかな成長を願う色で蓬を入れます。邪気を払うという意味もあります。
菱餅は、もともとお正月の食べものでしたが、江戸時代初期に「ひな祭り」に使われるようになりました。
菱形の由来は諸説あり、菱の実の形を表した、心臓の形を表した、四角を伸ばして長寿を祈願したなどです。
菱餅はお供えしたあと、下ろして焼いたりして食べます。
お正月に飾る鏡餅は、包丁で切らずに木槌(きづち)や手で割り開き、お雑煮やお汁粉にして食べます。
=== ここまで約350字です ===
関連記事の紹介
お花見の定番「花見団子」も三色ですね。
三色の意味合いは、赤(桃色):桜の花、春の息吹を表します。
白:去りゆく冬(残雪)を表します。
緑:もうすぐ訪れる夏(新緑)を表します。
こちらの三色は、「春」「冬」「夏」を表現していますが、「秋」がないことにお気づきですね。
花見団子は、「秋」がないから「飽きない」お団子と言われています。
また、赤と白の組み合わせは紅白で縁起が良く、緑は邪気を払う色として運気に恵まれ、縁起の良い三色が揃っていることで「三色団子」とも言われます。
「花より団子」という諺は、「花見団子」に由来しています。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。