nil-blog 楽しく暮らしましょう...

Blog超初心者が今からやれることをお届けします。

「イチイの木」の名前の由来といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳149】

1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】 

順位の一位から由来しています。

常緑針葉樹のイチイの木は、日本では北海道本州北部などの寒冷地に分布しています。

▶イチイの木

別名は「アララギ」。

長野県松本地方では「ミネゾ」と呼ばれています。

北海道や北東北では方言で「オンコ」と呼ばれています。

イチイの木は弾力性に富み、アイヌはイチイを狩猟用の弓を作る材料に使用されたことで、アイヌ語では「弓の木」を意味する「クネニ」と呼ばれています。

Taxus cuspidata IMG 4635.jpg

(引用先:ウィキペディア(Wikipedia))

 

年輪の幅が狭く緻密狂いが生じにくいので加工しやすく、光沢があって美しいという特徴があります。

▶イチイの木の断面

樹齢27年。周辺部は白太、心材と樹心は赤身、濃い放射状の部分は節目。

f:id:nil-blog:20210105201433p:plain

(引用先:ウィキペディア(Wikipedia))

▶イチイの木の木材

心材と辺材の差は非常にはっきりしている。心材は濃赤褐色で、辺材は狭く、淡色。成長が悪いので年輪の幅は非常に狭くなっている。老齢のものは木理が通直。保存性は高い。切削が容易なのも特徴のひとつ。丸太は凸凹で、細く、短いものが多い。

f:id:nil-blog:20210105202352p:plain

 (引用先:有限会社高田製材所

 

昔、聖徳太子603年に朝廷官人の位階冠位十二階)を制定し、その後、仁徳天皇の時代に高官が宮中で手にする(しゃく)が、イチイの木でつくられたために、それ以降、この木をイチイ一位)のと呼ぶようになりました。

平安貴族のイラスト(男性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

▶笏(しゃく)

笏には、象牙製の牙笏(げしゃく)と木製の木笏(もくしゃく)とがある。

大宝律令においては、五位以上の者は牙笏、六位以下は木笏と決まっていた。

その後、位階に関係なく礼服のときにのみ牙笏を用い、普段は木笏を用いるようになった。

牙笏は象牙や犀角、木笏はイチイやサクラの木材でつくれられた。

 

聖徳太子は大王(おおきみ)中心政治を目指し、また中国にも認めてもらうため、冠位十二階の制度を設けて、家柄にこだわらず、貴族でなくとも、能力功績のある人を役人登用するのに用いました。

f:id:nil-blog:20210106164134p:plain 

氏姓制度とは異なり、冠位一身限りで世襲されません。

▶氏姓制度(しせいせいど)

古代日本では、中央貴族や地方豪族が国家(ヤマト王権)に対する貢献度に応じて、朝廷より氏(うじ)の名と姓(かばね)の名を授与され、その特権的地位を世襲した制度です。

 

冠位種類によって、朝廷内の新しい序列をつくって点で画期的なものでした。

f:id:nil-blog:20210105203826p:plain
   === ここまで約310字です ===

 

関連記事の紹介

▶冠位十二階の制度

冠位十二階は603年に制定され、605年から648年まで行われた冠位です。

日本で初めての冠位・位階であり、この制定により有能な人材登用の道が開かれました。

朝廷に仕える臣下12の等級に分け、地位を表す冠を授けて、新しい序列をつくりました。

f:id:nil-blog:20210105204941p:plain

ろっしーの歴史【飛鳥時代(593年~)】 | Web問題集 高校受験攻略 by Hiroshi Shimizu

 

>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ  

 

まとめ

会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?

人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。

1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。

スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。

3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。

よろしかったらご参考にしてみてください。

くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。

次回もよろしくです。