世界遺産検定に出題される伽藍配置といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳164】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
法隆寺式伽藍配置です。
伽藍(がらん)とは、僧侶が集まって仏道修行する清浄(せいじょう)な場所です。
のちに寺院または寺院にあるお堂や塔、門などの建築物の集まりを伽藍と呼ぶようになりました。
鎌倉時代の「古今目録抄(ここんもくろくしょう)」に7つの伽藍が記述されています。
塔、金堂、講堂、鐘楼、経蔵、僧坊、食堂です。これらを七堂伽藍(しちどうがらん)と呼びます。
世界遺産検定2級では、日本の世界遺産『法隆寺』の西院の伽藍配置が出題されます。
法隆寺は、金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢堂を中心とする東院伽藍に分かれています。建立時期は明確ではないものの、金堂に安置されている薬師寺如来像の光背の銘文などによると607(推古15)年とされています。現存する世界最古の木造建造物です。
東に金堂、西に五重塔が並ぶ伽藍配置を「法隆寺式伽藍配置」と呼びます。
仏塔の位置に注目すると時代の流れが見えてきます。
仏塔は仏教の開祖お釈迦様の遺骨を納める大切な建物です。
基本的には寺院の中心に置かれるべきですが、時が経つにつれて、徐々に金堂が中心をなし、薬師寺、東大寺に至っては仏塔が二塔あり、装飾的な意味合いも含まれています。
寺院にお出かけの際には、中心に置かれている建物にも気に留めて頂き楽しみたいものですね。
=== ここまで約330字です ===
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。