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一所懸命(いっしょけんめい)から転じて生まれた言葉といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳221】

【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】 

一生懸命(いっしょうけんめい)です。

一所懸命」とは、中世(鎌倉時代の頃)の武士が賜った「一か所」の領地(土地)を、「命がけで守り」、「生活の頼りにして生きた」ことに由来した言葉です。

 

そこから「土地を守る」ということだけでなく、広く「命がけで取り組む」という意味を持つようになります。

 

次第に「物事を命がけで取り組む」という意味に転じて、「一生懸命」とも書かれるようになりました。

 

今では、「一所懸命」よりも「一生懸命」の用例が多く見られます。

 

新聞社雑誌社では、一部を除き「一生懸命」に統一しているようです。

 

放送でも「一生懸命」を使っています。

 

一方、歌舞伎の挨拶では、多くの場合「一生懸命」ではなく「一所懸命」が使われています。

 

歌舞伎は代々伝わる屋号(一か所)を、命がけで守るという意味があるようです。

 

物事を命がけで取り組む様子」は、「一生懸命」が一般的ですが、「一か所を守る」という意味では、「一所懸命」の使用をお勧めします。 

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 === ここまで約380字です ===

 

関連記事の紹介

▶ 一所懸命

一所懸命と一生懸命は同じ意味を持つ言葉ですが、一所懸命は、代々続く店や会社などの後継者が、一か所(一つのもの)を守り抜くイメージが強いので、ビジネスで物事を命がけで取り組む意味で使用されるときは、一生懸命が無難と言えます。

《例文》

・代々続くこの店を、一所懸命守っていく所存です。

・親から受け継いだこの会社を、益々発展させるべく、一所懸命精進します。

 

▶ 一生懸命

一生懸命は、全力で取り組むことの意気込みなど、ビジネスシーンで相手に自分の思いを伝える際に効果的です。

《例文》

・一生懸命に仕事に取り組んだ結果、高評価を得られました。

・御社のご期待に添えるよう、一生懸命に力を尽くす所存です

   
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まとめ

会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?

人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。

1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。