天ぷら鍋に職人が指先を入れても大丈夫といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳252】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
蒸気の膜が指先を火傷から守ります。
天ぷら鍋に材料を入れて、天ぷらやトンカツなどを揚げるとき、指先が油の中に入っても、気にしない職人を見かけることがあります。
油の温度を知るために、わざわざ指先を鍋に入れる職人までいます。
職人は、「熱いですけど、慣れていますから」と涼しい顔。
なぜ、火傷をしないのでしょうか?
料理中の指先は、常に水で濡れていたり、天ぷらの衣(ころも)がまとわりついていたりします。
指先が油に触れると、水分が一気に蒸発して、水蒸気の膜が指先を覆います。
この水蒸気が断熱材のようになり、少しの時間だけ油の熱を妨げる効果があります。
これを、ライデンフロスト効果と呼びます。
指先が火傷するまでの間に、鍋から指先を取り出せば大丈夫です。
しかし、火傷をしなくとも、油の中に指先を入れるのは、とても熱いはずです。
職人さんはお仕事の中で熱さに耐えているからです。これぞ職人技ですね。
=== ここまで約360字です ===
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▶ ライデンフロスト効果といえば?
高温に熱したフライパンの上に、水滴を落とすとすんなり蒸発せずに、水滴がフライパンで跳ねている様子を見ることがあります。
これは、水滴がフライパンに接触した瞬間に、水分が蒸発して気体の層が生じ、その層が熱伝導を妨げる働きをします。この現像をライデンフロスト効果といいます。
ドイツの医師ヨハン・ライデンフロストが1756年に論文発表しました。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。