11月24日の「和食の日」といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳354】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
和食文化を守り、伝えていく大切な日です。
秋は「実り」の季節です。
自然に感謝し、来年の五穀豊穣を祈る祭りなどの行事が、全国各地で盛んに行われる季節です。
そこで、11月24日を「11(いい)」「2(に・ほん)」「4(しょ・く)」(=いい日本食:和食)と読む語呂合わせから、一般社団法人 和食文化国民会議が制定した記念日です。
日本は、豊かな自然に囲まれ、素材の持ち味を活かしたバランスの良い「和食」の文化が形成されてきました。
和食は、世界に誇れる食文化です。
食事の始めは「いただきます」。
「いただきます」の「いただく」は、肉・魚・野菜など生き物の命を頂くこと、自然への感謝の気持ちが込められた言葉です。
食事の終わりは「ごちそうさまでした」。
この言葉は、野菜を作る農家の方や魚を獲る魚師の方、また料理を作ってくれる方など食事に関わったすべての人に対する感謝の気持ちが込められています。
=== ここまで約360字です ===
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2013(平成25)年12月4日、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
「和食」の4つの特徴;
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。
また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。
また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。
季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。
自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。
- 「無形文化遺産」とは、芸能や伝統工芸技術などの形のない文化であって、土地の歴史や生活風習などと密接に関わっているもののこと。
- ユネスコの「無形文化遺産保護条約」では、この無形文化遺産を保護し、相互に尊重する機運を高めるため、登録制度を実施。
- 食に関する無形文化遺産では、2010年には「フランスの美食術」などが登録。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。