12月13日の煤払い(すすはらい)といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳409】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
お正月の準備にとりかかる「正月事始め」です。
12月13日の1年に1度の煤払いは、お正月準備の始まりと言われています。
この日は、「鬼宿日(きしゅくにち)」と言われ、婚礼以外は何をするにも縁起良い吉日です。
▶ 鬼宿日(きしゅくにち)といえば?
婚礼以外のことは全て吉とされています。
鬼宿日とは、「鬼が宿にいて外出しない日」と言われ、鬼に邪魔されること無く行動できる「吉日」なのです。
しかし婚礼をする場合は、お嫁さんが家に入る際に、家の中にこもっている鬼と鉢合わせするので、婚礼はNGのようです。
そのため、新年を迎えるための「正月事始め」が良いとされています。
▶ 煤払いが12月13日になったといえば?
江戸時代、江戸城で煤払いを12月13日に行っていたため、庶民もそれを真似るようになります。
12月13日は鬼宿日(きしゅくにち)で、大変縁起の吉日です。
年神様を迎える準備にふさわしいと考えられたようです。
現在でも、全国的に12月13日に煤払い(すすはらい)の行事が行われる所が多く、年末の風物詩の1つと言えます。
煤払いは、歳神様を迎えるために、1年の間に家の中に積もったススやホコリを掃除して清めます。
▶ 煤払いの順番といえば?
掃除の順番は、神棚や仏壇があれば、まずそこから掃除を始めます。
それから、家族の健康を支える台所、浴室、トイレを優先的に掃除して、続いてリビングや寝室などの部屋を掃除します。
掃除は、1年の間に部屋に積もったススやホコリを落とすので、部屋の上から下へ、広い所から狭い所に、天井、壁、床の順に掃除されることをお勧めします。
この日に、正月飾りの松を山から切り出す「松迎え(まつむかえ)」の行事などをする地域もあります。
松迎えとは、年神様を迎えるための門松(かどまつ)の松、餅つきやおせち料理を作るための薪(まき)など、正月に必要なさまざまな木を、山に取りに行くことです。
門松やお正月飾りは、12月13日から28日の間に飾るとされています。
今では、12月25日のクリスマスのあとの26日以降に飾る家が多いようです。
余裕をもって正月事始めを進めたいものです。
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▶ 門松やしめ飾りを飾る日といえば?
門松は、門に松を飾っていたのが始まりで、一対の松を玄関前に飾ります。
しかし、場所をとるので飾ることが難しいです。
しめ飾りは、「我が家は、年神様を迎え入れるために清められた場所」であることを示します。
門松やしめ飾りなどの正月飾りは、本来は正月事始めの12月13日から28日の間とされています。
29日は「二重苦」を連想させるとか、31日は新年前日で「一夜飾り」とも言われ、避けた方がよいとされています。
諸説ありますが、余裕をもって準備したいものです。
ちなみに、歳神様を迎えるために飾った門松やしめ飾りを取り外す「松納め(まつおさめ)」の行事は、1月7日に「七草がゆ」を食べたあとが一般的と言われています。
地域により3日、5日、6日、15日などさまざまな風習があり、関東では7日、関西では15日が多いようです。
元旦から松納めまでの間のことを「松の内」、その後を「松過ぎ」と呼びます。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。