1月11日の「樽酒の日」といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳410】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
鏡開きの日に由来します。
1月11日は、歳神様にお供えしていた鏡餅を、木槌(きづち)で割って食べる「鏡開き(かがみびらき)」の日です。
お供えしていたお餅には、神聖な力が宿ると考えられ、これを食べて1年の無病息災を祈りします。
鏡餅を割ることを、「鏡開き」と言います。
酒樽の蓋(ふた)を割って開けることも、「鏡開き」と言います。
どちらも、無病息災や心願成就を祈願して執り行われる行事とされています。
1964(昭和39)年、日本で最初に瓶詰め酒樽「吉野杉の樽酒」を販売した奈良県の長龍酒造(ちょうりょうしゅぞう)が、2009(平成21)年に1月11日を「樽酒の日」の記念日に制定しました。
「祝いの宴」「喜びの場」で、酒樽の蓋を木槌で威勢よく開ける鏡開きを、次の世代に伝えていきたいとの思いが込められているようです。
昔の清酒は、杉樽の中で育ち、樽で運ばれ、樽で売られ、樽香(たるこう)の薫る樽酒でした。
瓶入りが普通となり、いつしか樽の香りは一掃され、その中での商品と言えます。
▶ 樽酒といえば?
杉の木で作る樽は、高価で大量生産に向かず、木が酒を吸って不経済でした。
また、温度管理が難しく、清掃も困難でした。
清酒を樽に詰めてからの保存状態や期間によっては、とても渋味が強すぎる味わいに変化してしまう場合もあり、品質を保つ苦労があったようです。
一方、樽酒に含まれる香味成分は、アロマセラピーなどのリラックス効果があるとされ、森林浴やひのき風呂を楽しむ日本人の心に通じるものがあります。
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▶ 1月11日の鏡開きといえば?
鏡餅(かがみもち)は、お正月が終わって年神様が帰られた後に、無病息災を願って、ぜんざいなどにしていただきます。
大きな鏡餅はそのまま食べることができないため、小さく分けて食べます。
このとき、刃物を使わずに手や木槌(きづち)を使って小分けにします。
武家にとって「切る」とは、切腹をイメージさせるため縁起が悪いのです。
そこで、手や木槌で鏡餅を割って小分けにするのです。
しかし、「割る」という言葉も縁起が良くないので、末広がりの「開く」が使われ、鏡餅を割って食べる行事を「鏡開き」と呼ばれるようになりました。
1651年4月20日に3代将軍の徳川家光が亡くなるまで、全国的に「松の内」は15日までで、「鏡開き」は20日に行われていました。
月命日である20日を避けるようになり、松の内は7日までに、鏡開きを11日に行うようになったようです。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。