「ピンからキリまで」の「キリ」といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳416】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
ポルトガル語と日本語の諸説あります。
「ピンからキリまで」といえば、「始めから終わりまで」などの意味で使われる言葉です。
「ピン」とは、ポルトガル語で「点」を意味する「pinta(ピンタ)」に由来します。
「ピン」が「一(数字の1)」を意味するようになり、それが転じて「始め」を表すようになりました。
「キリ」は諸説あります。
1つ目は、ポルトガル語の「十字架」を意味する「cruz(クロス)」に由来する説。
「十字架」から「十(数字の10)」に転じ、十は終わりを意味するようになり、「クロス」が訛って「キリ」となったようです。
「ピン」と「キリ」はともにポルトガル語に由来し、「一から十まで」の区切りから「始めから終わりまで」となった説です。
2つ目は、日本語の「きり」に由来する説。
区切りを意味する「きり(切り、限り)」から転じて、「キリ」となった説です。
=== ここまで約310字です ===
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▶ 「ピンからキリまで」の「キリ」の「花札」説といえば?
花札は、12種類の札を1月から12月に分け、その札に月ごとに花や草木が割り振れています。
1月は「松」で、最後の12月は「桐(きり)」です。
「ピンからキリまで(=始めから終わりまで)」の「終わり(最後)」に、花札の「桐」が使われたと言われています。
区切りや切れ間の「キリ」の表現と、1年の最後の12月「桐」が転じた「花札」説もあるようです。
▶ 花札の歴史
花札の歴史は安土・桃山時代の「天正かるた」、江戸時代上期の「ウンスンカルタ」から、江戸時代中期に現在使用している花札ができたと言われています。
花札ゲームの中でも2人でプレイする「こいこい」は、勝負勘・度胸・かけひき・冷静さを必要とする知的ゲームです。
(引用:任天堂HP)
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。