握り寿司「1貫」の貫(かん)といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳204】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
重さを表す単位で、個数を表す単位ではない。
握り寿司を「1貫」注文すると、お寿司は1個?2個? 何個かなと思いますよね。
お店によって、お寿司1個を1貫、2個を1貫とさまざまです。
どちらが正しいというものではなく、お店ごとの考えかたが違うのです。
最近では、1貫はお寿司1個と数えることが多いようです。
「貫」は、尺貫法で個数を数える単位かと思いきや、質量(分量)を表す単位なので、1貫は1個でも2個でも良いのです。
握り寿司を数えるのに、「貫」の文字を当てるのは、1970年代以降と言われています。
古い文献に「貫」という助数詞でお寿司を数えたものは見当たらず、お寿司は1つ2つ、または1個2個のようです。
国語辞典にお寿司の「貫」が最初の採用されたのは、比較的最近の2001年刊行の三省堂国語辞典(第五版)です。
お寿司の「貫」には諸説あり定かではないですが、数え方にこだわらずに、お寿司を楽しく味わいたいものです。
=== ここまで約370字です ===
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▶ お寿司の「貫」の語源といえば?
語源には諸説あり定かでないものの、海苔巻き、笹巻き寿司、棒寿司などの「巻物」1つを「1巻(いっかん)」と数えたことからという説。重さの単位「貫」から転じたという説。「すし技術教科書 江戸前ずし編」(1975年発行)に「戦前の職人が握りずし五個と、海苔巻き2つを『五カンのチャンチキ』と言った」の記述説。「チャンチキ」とは、海苔巻き2つを太鼓のバチに見立てた。
これら以外にも、いくつかの説がネット上で紹介されています。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。