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七福神で唯一日本由来の神様って、だれ?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳56】

1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】

七福神で恵比寿(えびす)様だけが唯一日本由来の神様です!

七福神(しちふくじん)とは、福徳をもたらしてくれる七柱(はしら)神様です。

 

神様数え方は、「一人、二人」ではなく、「一柱(ひとはしら)二柱(ふたはしら)」です。
神様はあらゆる所に宿るとされています。特に大きなに神様が降りると考えられるため、「柱(はしら)」を使うようになりました。
ちなみに、お守りは「一個、二個」ではなく、「一体(いったい)二体(にたい)」です。お守りは物ではなく、神様の力が宿っていたり、神様分身とも言われているからです。

  

室町時代(1336年~1573年頃)に、インド、中国、日本に伝わる信仰対象を組合せて、“竹林の七賢”などにならって七柱に整えられ、福の神として信仰されるようになりました。

 

それまでは三福神や五福神だったりしたようです。

 

竹林の七賢(ちくりん-の-しちけん)

中国3世紀後半、俗塵 (ぞくじん) を避けて河南省北東部一帯の竹林にしばしば集まり、清談を行った七人の隠士。
阮籍 (げんせき) ・嵆康 (けいこう) ・山濤 (さんとう) ・向秀 (しょうしゅう) ・劉伶 (りゅうれい) ・阮咸 (げんかん) ・王戎 (おうじゅう) をいう。
日本では、近世、障屏画 (しょうへいが) の主題として取り上げられた。

(出典元:コトバンク)

 「竹林の七賢以外に、仏教の教典の「七難即滅七福即生」から来ている説があります。

七難即滅(しちなん‐そくめつ)七福即生(しちふく-そくしょう)」とは、「七つの難が去って七つの福が訪れる」を意味します。

 

七柱は、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋です。

なお、恵比寿(えびす)様だけが唯一日本由来の神様です。

 

一般におめでたい縁起物とされ、宝船に乗っている七福神が多いです。

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六柱海の向こうから来られたことをイメージしたり、正月2日、枕の下に”七福神の乗った宝船の絵”を入れておくと、良い初夢が見られ、悪い夢を見たら流すと言われています。

 

七柱それぞれの社(やしろ)を順に回り、縁起を呼ぶ七福神巡りも人気があります。

 

七福神巡りの一例です。ご参照ください。
善光寺七福神巡り(長野県長野市)の際に頂いた専用の七福神の色紙です。

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JR長野駅から善光寺までの表参道界隈に祀られている七福神を巡る「善光寺七福神巡り」は、道のり約2.5キロメートルです。

 
 === ここまで約330字です ===

 

● 恵比寿(えびす)・・・日本由来
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)の間に生まれた子供「蛭子」(ひるこのみこと)と言われています。

唯一日本由来の神である。古くは「大漁追福」の漁業の神として崇められていましたが、時代と共に福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす存在になりました。
ご利益は、「商売繁盛」、「除災招福」、「五穀豊穣」、「大魚守護」。

 

●  大黒天(だいこくてん)・・・インド由来
インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神。
日本古来の大国主神(おおくにぬしのみこと)の習合。
大黒柱と現されるように農業(食物)・財福を司る神となった。
また親子関係から恵比寿と並んで描かれることが多い。
ご利益は、「商売繁盛」、「出世開運」、「五穀豊穣」、「子孫愛育」。


●  毘沙門天(びしゃもんてん)・・・インド由来
元はインドのヒンドゥー教のクベーラ神。
福徳増進の神であったが、仏教に取り入れられてから、戦いの神としてしだいに民衆に信仰される。
日本では毘沙門天(ヴァイシュラヴァナ)と呼ばれる。
ご利益は、「武道成就」、「降魔厄除」、「家内安全」、「夫婦和合」。
(※和合:仲良くなり、親しみあう。)

 

●  弁才天/弁財天(べんざいてん)・・・インド由来
七福神の中の紅一点で、元はインドのヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神。
仏教に取り入れられ、音楽・弁才・財福・知恵の徳のある天女となり選ばれた。
七福神の一柱としては「弁財天」と表記されることが多い。
ご利益は、「学徳成就」、「諸芸上達」、「福徳施与」、「恋愛成就」。

 

●  福禄寿(ふくろくじゅ)・・・中国由来
道教の宋の道士天南星、または、道教の神で南極星の化身の南極老人。
寿老人と同一神とされることもある。
長寿と福禄をもたらす。
福禄寿は、寿老人の同体異名とされており、中国人が人生の三大目標として掲げる福(幸福)、禄(身分、財産)、寿(健康、長寿)のすべてを兼ね備えた神様とされています。
ご利益は、「延命長寿」、「立身出世」、「財運福徳」、「招徳人望」。

 

●  寿老人(じゅろうじん)・・・中国由来
道教の神で南極星の化身の南極老人(カノープス)。
日本の七福神の一人としては白鬚明神とされることもある。
ご利益は、「幸福長寿」、「家庭円満」、「延命長寿」、「福徳知恵」。 

 

● 布袋(ほてい)・・・中国由来
唐の末期の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したといわれる仏教の禅僧。
その太っておおらかな風貌が好まれ、手にした袋から財を出し与えてくれる。
弥勒菩薩の化身ともいわれている。
ご利益は、「商売繁盛」、「家庭円満」、「千客万来」、「家運隆盛」。

 

  >>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ

 

まとめ

会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?

人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。

1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。

スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。

3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。

よろしかったらご参考にしてみてください。

くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。