「新人」を「新米」とも言いますが、なぜ?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳124】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
奉公人の「新前掛け(しんまえかけ)」に由来します!
江戸時代、奉公人は前掛けをしていました。
新しい奉公人が入ると、新しい制服(着物や前掛け)を支給します。
これを「お仕着せ(おしきせ)」と言います。
新しい奉公人は新しい制服に身を包み、前掛けも新しいので「新前掛け」と呼ばれていました。
これが「新前(しんまえ)」と略され、更に江戸の訛りが入って「しんまい」と呼ばれるようになり、いつしか「新米」の字が当てられたようです。
この新米には諸説あり、物事に不慣れな新人は真っ白で何にも染まっていないから、新米と呼んだ説。
江戸に職を求め新人が集まり、米も多く集まり、庶民的な食べ物になり、新人と米をかけて新米と呼んだ説などもあります。
ちなみに「新前」の「前」は、「そういうもの/こと、それらしいもの/こと」を意味します。
「男前」は「男らしいこと」、「一人前」は「一人の人間に相当するもの」など、「新前」は「新しいもの」になります。
=== ここまで約350字です ===
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仕着せ(シキセ)
- 主人が使用人に、季節に応じた衣服を与えること。また、その衣服。おしきせ。
- 江戸時代、幕府が右筆(ゆうひつ)・同朋(どうぼう)などに時服(じふく)を支給したこと。おしきせ。
※「仕着せ」は、幕府または主人から支給されるものであるところから「お」を添えて「お仕着せ/御仕着せ」。
(出典元:コトバンク)
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。