プラシーボ効果とは、なに?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳136】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
「思い込み」が身体に影響を及ぼす心理現象です!
「この薬は効きますよ」と言って、効き目はないはずのビタミン剤などを与えても、効果が表れることがあります。
これをプラシーボ効果(placebo effect)と言います。
病気の改善には、精神的な要素も作用すると言われ、「病(やまい)は気(き)から」とも言われています。
プラシーボ(プラセボ)効果とは、偽薬効果(ぎやくこうか)とも呼ばれ、本来は薬効として効く成分のない薬(偽薬)を投与したにも係わらず、病気が快方に向かったり治癒することです。思い込みの力が身体に影響を及ぼすことを意味します。
なお、偽薬の投与によってみられる治癒効果は、薬物そのものの効能ではなく、投薬された安心感や医師への全幅の信頼などの心理作用によって症状が改善するものです。
最近、より安価なジェネリック医薬品(後発品)の使用が推奨されています。
ところが「ジェネリックは効かない」と思い込んでいる人もいますよね。
その思い込みがマイナスのプラシーボ効果を生み、薬の効果が低くなってしまいます。
思い込みを捨て、マイナスのプラシーボ効果を無くせば経済的にも良いのですが...
プラシーボ効果は、薬を服用する人の心理状態に大きく影響します。
良いプラシーボ効果を生むためには、医師と患者さんの間に良い信頼関係を築かれることがとても重要になります。
=== ここまで約350字です ===
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【プラシーボ効果の人体実験の一例です】
1920年、ある国で死刑囚にできるだけ苦痛を与えない条件での人体実験です。
医師は目隠しをして横たわった死刑囚の手首と足首にメスをあてがって、床には血を受け止める桶が置かれ、死刑囚は自分の手足から血がしたたり落ちる「ぽたぽた」という音を聞かせます。
足からぽたぽたと出血させたように錯覚させ、人間は三分の一の血液を失うと命をなくすという情報を与え、もうすぐその三分の一だと伝えると、その死刑囚はやがて眠るように静かに息を引き取り、医師は死亡を確認したとのことです。驚いたことに死刑囚の手足に傷痕は無く、医師はメスをあてただけで切ってはいなかったのです。
傷口にあたる場所には、ゆっくりと水滴が落とされ、桶の中に落ちていたのは、血ではなくただの水だったのです。
しかし、死刑囚はそれを血だと思い込み、多量の血が流れていると思いこんで死亡したのです。一滴の血も流すことなく、ショック死で死刑は執行されたのです。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。