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大晦日に「除夜の鐘」を108回鳴らすのは、なぜ?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳142】

1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】

鐘を鳴らし人間の煩悩108を除き、新年を迎えるためです。

大晦日(おおみそか)は、古い日を除き去る(のぞきさる)一年の最後の日です。

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」には、古いもの捨て新しいもの迎える意味があります。

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そこで一年の最後で新しい年を迎える大晦日は「徐日(じょじつ)」と言われます。

 

大晦日の夜は「徐日の夜」なので「除夜(じょや)」と呼ばれます。

 

除く」といえば、人間が持つとされる108煩悩も除き去りたいものです。

108煩悩 除夜の鐘: 煩悩にまみれた俺たち、煩悩を打ち消せ!無料 。 | AppBank

煩悩は、時代宗派などで異なり、3つに始まり、一般的には108つ、多いものでは84,000程さまざまです。

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大晦日の夜に、除夜の鐘を日付が変わる少し前から元日未明にかけて、寺院の梵鐘(ぼんしょう)を108回鳴らし、その音を聞くことで煩悩払い、さっぱりとした心持ちで新年迎えます

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この習慣は中国から伝わり、鎌倉時代までは禅寺毎日鳴らされており、やがて大晦日から元旦に欠かせない行事になりました。

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   === ここまで約340字です ===

 

関連記事の紹介

人間の煩悩108の由来には諸説あります。

ここでは六根(ろっこん)説を説明します。

この説は人間の五感心の働きが煩悩を生み出すもとになるという趣旨の説です。

 ○ 六根:人に迷いや欲を与える人間が持つ五官と心

<五官>

眼:げん(視覚)・耳:に(聴覚)・舌:ぜつ(味覚)・鼻:び(嗅覚)・身:しん(触覚)

<六感>

意:い(思う)

 ○ 六根の感じ方1:三通り

好:こう(快感)・悪:あく(不快)・平:へい(どうでもよい)

○ 六根の感じ方2:二通り

染:せん(汚い)・浄:じょう(清らか)

○ 三つの世界:時間軸「三世(さんぜ)」

過去・現在・未来

 

仏教の世界では、六根「眼・耳・舌・鼻・身・意」の感じかたに、「好・平・悪」の三通りあり、更に、その三通りの感じかたは、それぞれ「染・浄」の二通りあります。

これらが原因で、人は過去・現在・未来の「三世」にわたり、悩みや苦しみが続くと考えられています。

六根(6)が好・悪・平(3)の三通りで、6×3=18通り。

その18が染・浄(2)の二通りで、18×2=36通り。

その36通りが、「三世」にわたるので、36×3=108通りになります。

つまり、6×3×2×3=108となり、これが煩悩108の考え方です。

   

 >>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ  

 

まとめ

会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?

人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。

1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。

スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。

3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。

よろしかったらご参考にしてみてください。

くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。

次回もよろしくです。