「振り仮名(ふりがな)」を「ルビ」と呼ぶのは、なぜ?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳141】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
イギリスの活字の大きさを表す名前に由来します!
明治時代の一般的な印刷技術は、文字を一文字ずつ拾って組み合わせ、ハンコのように紙に押し当てて転写する活版印刷でした。
当時の新聞記事に使用されていた活字は、5号活字(10.5ポイント相当)と呼ばれる4mmほどの大きさでした。
この「号」と呼ばれる単位は日本独自のもので、活字の大きさは号数が大きいほど小さくなります。
その活字に振られる「ふりがな」は、7号活字(5.25ポイント相当)と呼ばれる2mmほどの大きさでした。
通常の活字の半分くらいの大きさが丁度良かったのです。
一方、日本がお手本とした国の一つであるイギリスでは、活字をポイントで表わし、その大きさごとに宝石の名前を付けていました。
その当時、イギリスの5.5ポイントの活字が一番近いサイズで、名前が「rubby(ルビー)」であったことから、この活字を「ルビ活字」と呼び、それによって付けられた文字を「ルビ」と呼ぶようになりました。
イギリスの活字の大きさごとの宝石の名前(一例)
・4.5ポイント・・・ダイヤモンド(diamond)
・5 ポイント ・・・パール(pearl)
・5.5ポイント・・・ルビー(ruby)
・6.5ポイント・・・エメラルド(emerald)
それから転じて印刷用語の「ふりがな」は「ルビ」と呼ばれています。
=== ここまで約390字です ===
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。