神社に祀られている神様の性別の見分け方といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳163】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
社殿の千木の形状と鰹木の本数がポイントです。
社殿の屋根にある「千木(ちぎ)」と「鰹木or堅魚木(かつおぎ)」が見分けるポイントです。
屋根の両サイドにある、交差し高く突き出ている部分を「千木(ちぎ)」と呼びます。
交差した千木の先端は、屋根よりも高く突き出ています。
先端が地面に対して垂直に削られているものを「外削ぎ(そとそぎ)」、地面と水平に削られているものを「内削ぎ(うちそぎ)」と呼びます。
一般的には、外削ぎは男神で、内削ぎは女神を祀っていると言われています。
次に、両サイドの千木の間にある棟木(むなぎ)に対して直角に並んだ丸太状の装飾を「鰹木(かつおぎ)」と呼びます。
鰹木の本数は、2本から10本位までです。
一般的には、本数が奇数(陽数)の場合は男神で、偶数(陰数)の場合は女神を祀っていることが多いようです。
神社で異なる場合もあるようですが、参拝ささる際にはポイントを確かめながら楽しんで下さい。
=== ここまで約320字です ===
関連記事の紹介
千木の起源は、日本の古代の住居に見られます。住居を建てる歳、三本の木材を交差させたものを二組作り、それを建物の両端に立てて、その交差部分に棟木(むなぎ)をかけ渡した建築様式からきたとされています。この建築様式の場合、交差した木材の先端は屋根よりも高く突き出ています。その部分が、のちに千木といわれるようになったのでしょう。千木は、屋根を支えるための大切な構造材だったのです。現在では、ほとんどの神社の千木が、一種の装飾的な意味合いの強い「置千木(おきちぎ)」(二本の木材を交差させたものを、棟の上にのせた造りの千木)」になっています。
鰹木の語源については、文字どおり形そのものが鰹を干したものに似ているからともいわれていますが、他にも「葛緒木」あるいは「堅緒木」「勝男木」という書き方もされていて諸説あります。本来は、棟の押さえを目的として用いられた、いわば一種の補強材だったようですが、現在の鰹木は、千木と同様に装飾的に用いられています。多くは、白木で造られていますが、両端に金や銅などの薄板で装飾を施したものも見られます。
(引用先:東京都神社庁)
千木や鰹木の形状に関して、両国国技館にある土俵の吊屋根にも似た形状が見られます。千木は土俵に対して垂直に削れています。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。