修学旅行の始まりといえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳165】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
明治19年、東京師範学校が始まりとされています。
修学旅行とは、教職員の引率のもと、児童や生徒が日常的に経験しない地域で、宿泊を伴いながら自然や文化を学習する特別活動です。
高校や中学校では「旅行・集団宿泊的行事」、小学校では「遠足・集団宿泊的行事」と呼ばれています。
始まりは、1872(明治5)年8月の学制公布のあとです。
明治19(1886)年2月15日〜25日、東京師範学校(のちの東京高等師範学校、東京教育大学、現在の筑波大学の前身)が東京と千葉県銚子の間を徒歩で往復する「長途遠足(ちょうとえんそく)」が始まりとされています。
国の軍事教育の一環として、心身の鍛錬と規律正しい集団行動などが行われ、これが修学旅行の原型となります。
「修学旅行」の名称が使用されるようになったのは、同年12月になります。
女子の初めての修学旅行といえば、明治22(1889)年に山梨県女子師範学校15名が京都や三重などを視察しています。
初めての海外への修学旅行といえば、明治29(1896)年に長崎商業学校が8泊9日の上海方面になります。
コロナ禍で集団活動の修学旅行も変化しています。安心して楽しめる修学旅行を願っています。
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関連記事の紹介
学制公布
明治5(1872)年8月に公布された教育制度です。
学制とは、教育を充実する事によって国民の知識を高め、国家の近代化を進めることを目指して、全国に5万余りの小学校をつくり、6歳以上の全ての男女が小学校教育を受けることと定めたのです。翌明治6(1873年)に学制が施行されると、各地で小学校の創立が進められました。現在の長野県松本市に残されている開智学校は、この時に開校した日本でもっとも古い小学校の一つです。校舎は明治9(1876年)に建てられたもので、国の重要文化財になっています。学制では、学校の建設や授業料が住民の負担とされた事などから、なかなか就学率は上がりませんでした。男子が約6割、女子はやっと2割を超えるほどだったようです。制度の内容があまりにも理想主義的であるという批判もあり、明治12(1879)年9月29日に学制は廃止され、教育令が公布されました。
ちなみに学制の内容は、全国を8つの大学区に分け、その下に中学区、小学区を置き、各学区にそれぞれ大学校・中学校・小学校を1校ずつ設置することを計画し、身分・性別に区別なく国民皆学を目指したものです。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。