日本の世界遺産、2021年夏の新規登録といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳245】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
文化遺産と自然遺産それぞれ1件誕生します。
1975年、世界遺産条約に基づき、人類共通の財産として登録が開始された世界遺産。
現在、世界遺産は3分野で1121件が登録されています。
▶ 世界遺産の登録総数は1121件です。(2021年5月現在)
① 文化遺産:869件(歴史的建造物や遺跡など)
② 自然遺産:213件(自然地域や貴重な生態系など)
③ 複合遺産:39件(文化と自然の両方の要素を兼ね備える)
日本の世界遺産は、文化遺産19件と自然遺産4件の23件が登録されています。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関は、5月10日に自然遺産として5件目になる「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県・沖縄県)、5月26日に文化遺産として20件目になる「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道・青森県・秋田県・岩手県)を、世界遺産への登録を勧告したと発表しました。
亜熱帯の森に貴重な動植物が生息する自然遺産に再チャレンジ。2018年に登録延期勧告を受け、一旦政府推薦を取り下げました。
鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄本島と西表島の4島にまたがる約43千ha。森林が大半を占め、ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなど数多くの固有種をいます。生物多様性の保全上、重要か地域と評価されています。
2020年開催の世界遺産委員会が、新型コロナウイルスの影響が1年延期されたため、2020年の登録予定が1年遅れての登録となります。
▶ 「北海道・北東北の縄文遺跡群」
縄文時代最大級の集落として知られる青森県の三内丸山遺跡をはじめ、北海道、秋田県、岩手県の4道県にある17遺跡で構成される文化遺産です。
17遺跡は約15,000~2,300年前のもので、狩猟や採取、漁労など、農耕に頼らず定着した縄文時代の暮らしを伝えるものです。全国にある縄文遺跡の中で、縄文時代の初めから終わりまでの遺跡が残されています。
2021年7月16~31日、オンライン開催の第44回世界遺産委員会で、正式に登録決定される見通しです。
現在を生きるものとして、貴重な世界遺産を未来に伝えて行きたいものです。
=== ここまで約310字です ===
関連記事の紹介
▶ 日本の世界遺産(登録名・登録年・地域):23件
《 文化遺産 19件 》
1993年・奈良県
② 姫路城
1993年・兵庫県
③ 古都京都の文化財
⑤ 厳島神社
1996年・広島県
1996年・広島県
⑦ 古都奈良の文化財
1998年・奈良県
⑧ 日光の社寺
1999年・栃木県
2000年・沖縄県
2007年・島根県
⑫ 平泉 - 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 -
2011年・岩手県
2014年・群馬県
2015年・福岡県、長崎県、佐賀県、鹿児島県、熊本県、山口県、岩手県、静岡県
2016年・東京都(国立西洋美術館)
2017年・福岡県
2019年・大阪府
《 世界遺産 4件 》
① 屋久島
1993年・鹿児島県
② 白神山地
③ 知床
2005年・北海道
④ 小笠原諸島
2011年・東京都
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。