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平安時代の能筆家、三筆と三蹟といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳248】

【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】   

中国・唐様書道を取り入れた三筆、和様書道を確立した三蹟です。 

平安時代初頭(9世紀頃)、中国・唐の影響を強く受けた弘仁・貞観文化(こうにん・じょうがんぶんか)が登場します。

 

書道では、唐の影響を基礎にしながら、唐風(唐様)の力強い筆跡3人の能筆家(のうひつか)を三筆(さんぴつ)といいます。

 

三筆は、空海嵯峨天皇橘逸勢です。

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橘逸勢は、804(延暦23)年に最澄空海らと共に遣唐使として唐に渡りますが、語学が苦手だったので、話す必要が少ない書と琴を学びます。

  

平安時代中期(10世紀頃)に入り遣唐使が廃止され、唐の文化が日本に伝来せず、日本の独自の文化が発展し、国風文化(こくふうぶんか)が登場します。

 

国風文化では、温和で優美な和風(和様)の書が確立していきます。

 

和様が素晴らしかった3人の能筆家三蹟(さんせき)といいます。

 

三蹟は、小野道風藤原佐理藤原行成です。

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三蹟は、ひらがなやカタカナを発達させ、日本特有の文字を書いた能筆家です。

藤原佐理は、都を離れたときに書いた手紙の「離洛帖(りらくじょう)」が有名です。

 
三筆・三蹟という呼び名が定着したのは、江戸時代になってからです。

 

《 まとめ 》

三筆は、平安時代初期の弘仁・貞観文化唐風・唐様の書道の能筆家。

三蹟は、平安時代中後期の国風文化和風・和様の書道の能筆家。

    

 === ここまで約340字です ===

 

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まとめ

会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?

人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。

1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。