ラムサール条約といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳321】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
湿地に関する条約です。
1971年2月2日、イランの都市・ラムサール開催の国際会議で採択された条約です。
正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいます。
採択の地にちなみ、「ラムサール条約」と呼ばれています。
日本は1980年に締約国(加入)となり、現在52か所の湿地が登録されています。
・北海道は、13か所のラムサール条約湿地を保有し国内トップ。
・国内のラムサール条約湿地の初登録は、釧路湿原(くしろしつげん)の1980(昭和55)年6月17日、最新の登録は、志津川湾(しづがわわん)と葛西海浜公園(かさいかいひんこうえん)が共に2018(平成30)年10月18日です。
締約国は、湿地を守るだけではなく、その恵みの賢い利用(ワイズユース)を進めています。
国連のSDGs(持続可能な開発目標)の目標15「陸の豊かさも守ろう」では、湿地の生態系や保全活動についても記載されています。
ラムサール条約とSDGsは共通しています。
湿地は、大雨の一時的な溜池として、洪水を抑える役割もあります。
動植物だけでなく私たちによっても重要なものといえます。
=== ここまで約320字です ===
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▶ ラムサール条約の湿地の定義といえば?
湿地とは、「天然のものであるか、人工のものであるか、永続的なものであるか、一時的なものであるかを問わず、更には水が滞っているか、流れているか、淡水であるか、汽水であるか、鹹水(海水)であるかを問わず、沼沢地、湿原、泥炭地、又は水域をいい、低潮時における水深が6メートルを超えない海域を含む。」と定義(条約第1条1)しています。
これには、湿原、湖沼、ダム湖、河川、ため池、湧水地、水田、遊水池、地下水系、塩性湿地、マングローブ林、干潟、藻場、サンゴ礁などが含まれます。
天然のものだけでなく、人口のものも対象に含まれるなんて、なんと湿地の定義は広範囲なのですね。正直驚きました。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。