クリスマス定番のお菓子「ジンジャーブレッド」といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳394】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
ヨーロッパを中心に古くから愛されてきたお菓子です。
ジンジャーブレッド (gingerbread)は、生姜(しょうが)などを練り込んだ伝統的な洋菓子です。
ヨーロッパやアメリカなどでは、それぞれの家庭でレシピがあり、生姜(搾り汁、ジンジャーパウダーなども使います)の風味を利かせ、シナモンやナツメグなどの香辛料を入れることもあります。
ジンジャーブレッドは、人形や家の形にして飾りなどにも使われています。
人形に焼かれたものは、ジンジャーブレッドマン(gingerbread man)と呼ばれ、童話でも知られるほどポピュラーな存在です。
▶ ジンジャーブレッドマン
ジンジャーブレッドマンは、人形のビスケットやクッキーです。
季節のイベント(クリスマス、ハロウィン、イースターなど)ごとで、人形のキャラクターを変えながら楽しまれています。
生姜やシナモンなどの強い香りのする香辛料を練り込むことで、魔よけの意味を持ち、家族の無病息災を願って、クリスマスシーズンにはツリーに飾るようになったと言い伝えられています。
このジンジャーブレッドマンは、16世紀のイギリスで大流行したペストに由来します。
ペストの予防には生姜が効果的だと知り、ヘンリー8世(1491年~1547年)は、イギリス国民に生姜を食べることを推奨します。
国民は、国王をモチーフに人形に焼いたのが、ジンジャーブレッドマンの始まりといわれています。
生姜には、古くから体を温めるなどの効能が知られています。
寒さの厳しい時期は、生姜を加えた料理を食べて過ごしたいものです。
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▶ ジンジャーブレッドハウス(お菓子の家)
ジンジャーブレッドを家の形にしたものは、ジンジャーブレッドハウス(お菓子の家)と呼ばれています。
ジンジャーブレッドを使って家の形を作り、生クリームやチョコレートなどで飾り付けをしたお菓子です。
こちらはドイツが発祥とされ、ドイツ語では「ヘキセンハウス」(魔女の家)と呼ばれ、クリスマスには欠かせないアイテムのようです。
ジンジャーブレッドハウスは1800年代に普及するようになり、1812年12月20日に出版されたグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家のモデルになったともいわれています。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。