ボードゲーム"オセロ"は日本の少年がつくった?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳90】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
長谷川五郎が旧制水戸中学(現水戸一高)在学中に発案!
"オセロ"は、日本人の長谷川五郎氏が発案したゲームです。
第二次世界大戦後、長谷川少年が碁石を使って生み出した遊びが、オセロの原型です。
オセロの石が黒白なのは、碁石がもとになっているからです。
授業の10分間の休み時間内に決着がつくゲームとして生徒のあいだで人気になりました。
会社勤めをしていた長谷川氏が、かつて生み出した遊びを思い出し、牛乳びんのフタで石をつくって試作品を玩具メーカーに持ち込み採用されました。
1973(昭和48)年4月29日に”オセロ”という登録商標で販売されたのが、ボードゲーム・オセロの正式デビューになります。
発売されるやいなや、人気はみるみる広まり、空前の大ヒットを記録!
牛乳びんのフタとほぼ同じ直径34.5mmのオセロ石は、発売当初から変わらないオセロ石の公式規格になっています。
=== ここまで約340字です ===
"オセロ(Othello)"名前の由来は、シェークスピア!
オセロという名前は、長谷川氏の父親で英文学者だった長谷川四郎氏の発案で、シェイクスピアの戯曲「オセロ」がその由来です。
黒人の将軍・オセロと白人の妻・デスデモーナを中心に敵味方がめまぐるしく寝返るというストーリーに、黒白の石がひっくり返りながら形勢が次々変わっていくゲーム性をなぞらえたのでした。
緑の盤面は、戯曲「オセロ」の戦いの舞台、イギリスの緑の平原をイメージしてつくられたと言われます。
ボードゲーム・オセロが生まれる遥か以前、明治時代に、リバーシという、石をはさんでひっくりかえすイギリスのゲームが日本に伝わったことはありましたが、オセロというゲームのルールや姿かたちをつくりだしたのは長谷川氏で、それが、日本、そして世界中に「オセロ(Othello)」としてひろまっています。
緑色の盤や、盤の中央のマスに黒白交互に並べてスタートするといったルールは、すべてオセロがつくったものです。
ボードゲームの世界的定番となったオセロは、1973(昭和48)年4月29日、㈱ツクダ(現在㈱メガハウス)から発売されています。
1973年にデビューした初代オセロは、これまで一度もモデルチェンジされることなく、現在も「オフィシャルオセロ」という名前で発売されています。大会などの公式試合ではこのオセロが用いられています。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。