手締めってなんのためにするの?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳103】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
日本古来の風習で、物事が無事に終わったことを祝す!
祭り・宴会・商談などで、物事が無事に終わったことを祝し、その関係者に感謝するために、「お手を拝借」と言って一本締めや三本締めをすることがあります。
これを「手締め(てじめ)」といい、語源は「手打ちによって締める」です。
「手打ち」と言うこともあります。
このルーツは、戦った相手と和解するときに、お互いに武器は持っていない証に、手を開いてパンと手を打ち、両手を広げて見せ合ったことからのようです。
相手に丸腰だと表現しているわけです。
大相撲でも力士が土俵に上がった際に、手を打って両手を広げるのも同じ意味と言われています。
手締めは、最初に三本締めができ、その簡略化が一本締めです。
関東では一本締めというと、一丁締めのことを指します。
=== ここまで約310字です ===
【手締めの種類・一般的な流れ】
一本締め(忘年会など)
- 「お手を拝借」
- 「よーおっ」
- 全員で手拍手
パパパン パパパン パパパン パン! - 「ありがとうございました」
- 拍手:パチパチパチパチ・・・
三本締め(式典やパーティーなど)
- 「お手を拝借」
- 「よーおっ」
- 全員で手拍手
パパパン パパパン パパパン パン! - 「よっ」
- 全員で手拍手
パパパン パパパン パパパン パン! - 「もう一丁」
- 全員で手拍手
パパパン パパパン パパパン パン! - 「ありがとうございました」
- 拍手:パチパチパチパチ・・・
一丁締め:関東一般締め(小宴会など)
- 「お手を拝借」
- 「よーおっ」
- 全員で手拍手
パパ! - 「ありがとうございました」
- 拍手なし
番外「三三七拍子」
パン・パン・パン
パン・パン・パン
パン・パン・パン・パン・パン・パン・パン!
応援団でおなじみの「三三七拍子」のリズムは、応援するときのものです。
こちらは「手締め」ではありませんよ。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。