麦焼酎の発祥の地って、どこ?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳112】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
長崎県壱岐(いき)市です!
九州北部に位置する「壱岐」は、福岡(博多)から北西76km、佐賀(呼子)から北26kmの玄界灘に浮かぶ、周囲167kmの「海の幸」「山の幸」に恵まれた緑豊かな島です。
歴史的にも古代から大陸・朝鮮半島と日本との交易のルート上にあり、3世紀に書かれた中国の「魏志倭人伝」にも記載があり、歴史の舞台に登場している。
(出典元:壱岐酒造協同組合HP)
古代より、この地の利を活かした穀類作りが盛んだったことから、16世紀頃、壱岐の風土と中国伝来の蒸留方法を活かした麦焼酎作りが日本で初めて始まった。
それが「麦焼酎発祥の地」と言われる由来である。
米麹1/3、麦2/3による壱岐独特の製法で、麦の香りと米麹の柔らかな甘みと深い味わいが特徴の麦焼酎である。
戦国時代末期から廃藩置県時まで、壱岐島は肥前国平戸藩の領地となっていた。
島内で生産された米は、平戸藩に年貢として納めていた。
しかし、大麦は年貢の対象外であったため、食用以外で余裕があるときには焼酎の原料としても使用、これが壱岐焼酎(いきしょうちゅう)の原型と言われている。
1995(平成7)年、世界貿易機関(WTO)から沖縄県の泡盛や熊本県の球磨焼酎と並んで「地理的表示(原産地の特定表示)」が認められた。
地理的表示の要件は、米麹と大麦の比率と壱岐島内の地下水を使って醸造されていることです。
壱岐7蔵の紹介;
- 天の川酒造
- 山の守酒造場
- 玄海酒造
- 重家酒造
- 猿川伊豆酒造
- 壱岐の華
- 壱岐の蔵酒造
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地理的表示の産地指定;
WTO(世界貿易機関)は平成7(1995)年7月1日付で地理的表示を制定し全国で3地域を指定、壱岐焼酎がその1つに選ばれました。
地理的表示とは酒類の確立した製法や品質、社会的評価を勘案し、原産地を特定して、世界的に保護しようとする制度です。
世界にはウイスキーはスコッチ、バーボン、ブランデーはコニャック、アルマニャック、ワインはボルドー、シャブリ、シャンパーニュです。
「焼酎」は長崎県壱岐市の①「壱岐焼酎(いきしょうちゅう)」、熊本県人吉地方の②「球磨焼酎(くましょうちゅう)」、沖縄県の③「琉球泡盛(りゅうきゅうあわもり)」が指定されました。
平成17(2005)年12月には、鹿児島県(奄美市・大島郡除く)の薩摩焼酎の産地である④「薩摩」、石川県白山市の白山菊酒(清酒)の産地である⑤「白山」の2ヶ所追加されました。
(出典元:壱岐焼酎委員会HP)
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。