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末法思想(まっぽうしそう)といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳160】

【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】  

平安時代後半、仏教が滅びることを説いた思想です。

釈迦の入滅から2000年後に、釈迦の教えが衰えて世の中が乱れる「末法」の時代が始まると考えました。

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末法」の時代は1052年から始まるとされ、人々の間に不安が高まりました。

仏教が滅びるまでの期間を3段階(三時説)に分けています。

釈迦の入滅から500年ないし1000年が「正法(しょうほう)」の時代、次の1000年が「像法(ぞうほう)」の時代、次の10000年が「末法(まっぽう)」の時代、この「末法」の時代は、世の中が乱れると考えます。「末法」は1052から始まるとされ、人々の間に不安が高まりました。

 

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平安時代後半、源信(げんしん)の「往生要集(おうじょうようしゅう)」では、浄土教を修行すると西方極楽浄土往生できると説き、ひたすら念仏をとなえることと、極楽浄土の様子や阿弥陀如来の姿を心に描くことを勧めました。

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そこで目で見られる極楽浄土の様子や阿弥陀如来が建立されます。

 

1052年、関白の藤原頼通(ふじわらのよりみち)は、父道長(みちなが)から受け継いだ宇治の別荘をお寺平等院)に改修します。

写真:平等院全景

平等院/引用先:京都府HP)

 

翌年、阿弥陀如来を置く阿弥陀堂を建立します。

 

阿弥陀堂は、伝説上の鳳凰(ほうおう)という鳥が、羽を広げたように見えることと、屋根上に1対の鳳凰が据えられていたので、江戸時代初め頃から鳳凰と呼ばれるようになりす。

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人が死ぬと「往生した」などと表現しますね。

 

日本人の死生観は、末法思想からの浄土教信仰が影響しているようです。

 

 === ここまで約390字です ===

 

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>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ   

 

まとめ

会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?

人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。

1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。

スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。

3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。

よろしかったらご参考にしてみてください。

くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。