長寿祝の99歳は「白寿」、111歳といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳201】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
皇寿(こうじゅ)です。
長寿のお祝いの「賀寿(がじゅ)」には、祝年齢ごとに還暦、古稀、喜寿など、いくつかの種類があります。
賀寿は、節目の年齢に感謝の気持ちを込めて、長寿をお祝いするものです。
祝年齢は、本来数えの年の誕生日に祝うものでしたが、最近は満年齢で祝いことも多くなっています。
還暦(かんれき)は、数え年で61歳、満年齢で60歳の時にお祝いをするのが一般的とされています。
漢字の「百(ひゃく)」のてっぺんにある「一」を取ると「白」という字になるから、「白」は99を表します。
「皇」の字は、上部の「白」と下部の「王」に分けられます。
「王」は、漢字の「十」と「二」に分解でき、10+2=12となります。
「皇」は、99の「白」と12の「王」を組み合わせて、111歳の「皇寿」のお祝いになります。
111歳が「川」の字に見えることから、川寿(せんじゅ)と言われることもあります。
▶ 長寿祝い「賀寿」一覧
- 100歳の賀寿は、百寿(ももじゅ・ひゃくじゅ)と紀寿(きじゅ)があります。紀寿(きじゅ)は、100年が一世紀ということから紀寿と呼ばれています。
- 天寿(てんじゅ)は250歳の賀寿で、寿命という意味もあり、「天寿を全うする」の言葉に使われています。
- 平成14年に日本百貨店協会が新しい賀寿として、66歳の長寿を祝う緑寿(ろくじゅ)を提唱。緑緑(ろくろく)という語呂合わせから緑がお祝いカラーです。
▶ 世界の長寿記録(2021年4月17日現在)
アメリカの老年学研究者団体「ジェロントロジー・リサーチ・グループ (GRG)」によると、世界の最高齢記録保持者は、フランスの女性「ジャンヌ・カルマン」の122歳164日が記録されています。1875年2月21日生まれで、1997年8月4日に老衰で亡くなられています。
▶ 日本の長寿記録(2021年4月17日現在)
ウィキペディア(Wikipedia)によると、日本の最高年齢保持者は、福岡県在住の田中 カ子(たなか かね)さんで、1903(明治36)年1月2日生まれの118歳です。田中さんは日本並びにアジアの歴代最高年齢者でもあります。
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▶ 満年齢と数え年の違いといえば?
満年齢:
生まれた日は0歳と数え、翌年の誕生日を迎えたときに1歳になる数え方をします。
現代では「満年齢」が公式な年齢の数え方とされています。書類に「満〇〇歳」の表記を見かけることがあるかと思います。
数え年;
生まれた日は1歳と数え、以降の元旦(1月1日)を迎えるたびに1歳を加える数え方をします。
例えば、12月25日のクリスマスに生まれた場合、生まれた日は1歳と数え、1週間後の元日には2歳になるイメージです。その後、元日を迎えるたびに1歳を重ねて行きます。賀寿を数え年で、ご家族などがお正月に集まるときに、一緒にお祝いすることも多くなっているようです。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。