令和元年誕生の地図記号といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳288】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
自然災害伝承碑です。
2019(令和元)年3月15日、国土交通省国土地理院では新しく「自然災害伝承碑(しぜんさいがいでんしょうひ)」の地図記号の導入を決めました。
地図記号のデザインは、記念碑の記号に碑文を表す縦線を加えた形となっています。
過去に起きた津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害の情報を伝える石碑やモニュメントを表します。
2018(平成30)年7月、西日本の豪雨災害で多くの犠牲者を出した広島県坂町。
町には1907(明治40)年7月15日に発生した洪水と土石流被害を伝える大きな「水害碑」が建立されていました。
碑文は漢文で書かれ理解も難しく、多くの人が気に留めず、忘れ去られたところに、同じような被害に遭ったのです。
自然災害伝承碑には、過去の自然災害の教訓を、後世に伝え被害軽減の願いが込められています。
=== ここまで約300字です ===
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▶ 自然災害伝承碑
東北地方においては、古くから明治三陸地震津波(1896年)や昭和三陸地震津波(1933年)等の自然災害の被害を受けてきました。わたしたちの先人はその際の様子や教訓を石碑などのいわゆる自然災害伝承碑に刻み、後世への教訓として残しています。
東日本大震災の際も、例えば、岩手県宮古市姉吉地区においては、過去の災害時に建てられた大津波記念碑に記された「此処より下に家を建てるな」の教えを守り、家屋に被害が生じない等の過去の教訓が活かされた事例があります。
東日本大震災についても、その教訓を後世に伝えるために、自然災害伝承碑が各地で新たに建てられており、例えば、岩手県山田町においては、津波最高到達点である小学校登り口に植えられた桜の横に「未来の子らへこの桜より上へ逃げよ」と記した碑が建てられています。また、宮城県女川町では、震災直後に女川第一中学校(現在の女川中学校)に入学した生徒により、将来の津波被害を最小限にする取組の一つとして、地域住民と一体となり町内15箇所の全ての浜に、「大きな地震が来たら、この石碑よりも上へ逃げてください」などの教訓を記した「女川いのちの石碑」が建てられています。
(引用:復興庁HP)
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。