お湯を沸かす「やかん」の語源といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳319】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
薬を煎じる道具「薬鑵(やかん)」に由来します。
奈良時代頃から中国の僧や遣唐使などを通じて、大陸から薬(漢方薬)が伝来し、それを煎じて布でこして利用されていました。
日本のやかんは、薬(漢方薬)を煎じる道具として使用され、漢字では「薬罐」「薬缶」と書きます。
日本語の「やかん」は、薬鑵(やくくわん)が変化したものとされ、漢字では「薬缶」と表記されることが多いです。
薬を煎じる道具は、銅などの金属で造られ、火に直接かけることができる便利なものでした。
江戸時代には、一般の人々にお茶を飲む習慣が広がり、「薬罐」は茶湯を沸かすのに使われ、やかんは主に湯を沸かす道具となります。
最近では、やかんを英語の「ケトル(kettle)」と呼ばれることが多いようです。
なお、底が丸いものを「やかん」、底の平らなものを「ケトル」と呼ぶ傾向があるようです。
=== ここまで約320字です ===
関連記事の紹介
▶ やかんで沸かしたお湯を注ぐ、急須と湯呑の数え方といえば?
【急須(きゅうす)の数え方】
今は「一個(いっこ)」、以前は「一口(いっこう)」。
【湯呑(ゆのみ)の数え方】
・お客様をもてなす場合は「一客(いっきゃく)」。
・普段使いの場合は「一個(いっこ)」。
・珍しい数え方は「一口(いっこう)」。
ちなみに、「口(こう)」という数え方は、コップのように口の開いた器を数えるときに使われる単位です。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。