水鳥の足が凍傷にならないのは、なぜ?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳342】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
ワンダーネットの血管構造があるからです。
寒い冬に、川や湖に集まる水鳥は、冷たい水の中に入って、氷が張った上に立っても平気です。
人間は、気温が低くなると、手先や足先の血管を縮ませ、中心部の体温が失われるのを防ごうとします。
水鳥は、心臓から温かい血液が足に向かって流れる動脈(どうみゃく)と、足から冷たい血液が心臓に向かって流れる静脈(じょうみゃく)が、足の付け根あたりで、網目状に絡んだ構造になっています。
この構造は「ワンダーネット」と呼ばれ、熱交換装置の役割を果たします。
気温の低き環境でも、水鳥は体の深部の体温を正常に保ちながら、足に血液を流しているので、凍傷にならないのです。
白鳥や鶴などは、氷の上に片足で立って眠ることがあります。
2本足で立っていることより、足から戻る冷たい血液は半分ですむので、体温を保つことができるのです。
=== ここまで約330字です ===
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▶ 凍傷(とうしょう)の状態といえば?
恒温動物(こうおんどうぶつ)は、体温を一定に保つ機能が備わっています。
気温が低くなると、体を震わせながら、体温の低下を防ぎます。
更に、気温が低くなると、手先や足先などの末端部分の血管を収縮させて、冷たい血液の流れる量を少なくして、体の深部の体温の低下を防ぎます。
末端部分の血管が収縮した状態が続くと、血行不良となり、しもやけを起こします。
体の末端部分が0℃を下回ると、皮膚などの細胞組織が凍ることによって破壊されます。この状態が凍傷です。
ちなみに、恒温動物は鳥類と哺乳(ほにゅう)類が属し、体温の目安は、ニワトリは42℃、ネコは39℃、ネズミは37~38℃、イヌは38~39℃、ヒトは36~37℃あたりになります。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。