《経済》ガソリン小売価格の構成といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳424】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
半分近くが税金です。
ガソリン価格は、原油価格や為替の動向が反映されて変動します。
ガソリン1㍑当たり160円の価格の内訳といえば?
原材料費や人件費、輸送費などのガソリンの本体価格が、約56%の88.9円です。
ガソリン税と石油税が、約35%の56.6円です。
さらに、この合計に消費税14.5円が加わる3層構造といえます。
ここで疑問なのは、ガソリン税と石油税にも消費税10%が課税されていることです。
消費者からすれば、「二重課税」との見方もあります。
しかし、ガソリン税と石油税は石油会社に課税し、消費税は消費者に課税しているので、二重課税に当たらないとの見解もあります。
本則税率とは、ガソリン本来の税率です。
道路財源不足を理由に、本則税率に上乗せされた臨時の税金で、ガソリン税の暫定税率と呼ばれるものです。
暫定税率は、1974年に道路整備の財源不足に対応するため、一時的に増額された税率となります。
しかし、ガソリン税の暫定税率をいつまで続けるか? 見直しにより、2010年4月に廃止されました。
ただし、同額分の特例税率が創設され、25.1円/㍑の暫定税率分は現在も徴収され、使用目的も道路財源ではなく、一般財源に充てられています。
=== ここまで約310字です ===
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▶ トリガー条項といえば?
2010年にガソリン税の暫定税率の廃止を試みましたが、財源不足のため同額の特例税率を課税することになりました。
その際に ガソリン価格高騰時の救済策として、当時の民主党政権がトリガー条項を設けました。
レギュラーガソリン小売価格が、3ヵ月続けて 160円/㍑を超えると、暫定税率(25.1 円㍑) の課税を停止させる仕組みです。
しかし、翌年に発生した東日本大震災の復興財源の確保に充てるため、トリガー条項の発動は凍結されています。
トリガー条項を発動した場合には、ガソリンが値下げするまでの買い控えや、その反動による流通の混乱を招く恐れがあるとして否定的のようです。
▶ ガソリンって英語で何という?
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。